おおかみこどもの雨と雪 16 at ANIMOVIE
おおかみこどもの雨と雪 16 - 暇つぶし2ch253:見ろ!名無しがゴミのようだ!
12/08/16 18:37:04.26 swi10DJB
>>238

雪と雨は人間であり同時に狼である「おおかみこども」だ。
どちらの生き方を選ぶか、どちらに重点を置くかは、当人たちが決める事だ。

特に雨は、「おおかみはいやだ」って、自己同一性に苦しんでいた。
彼を、花は、「お母さんはおおかみが好きよ」って言って承認し、支えた。
その彼女が、おおかみとしての自己を確立し、自己を肯定しようとする雨を、否定してはいかん。
それでは、台無しになる。
そして、実際、台無しに成り掛けていた。

だが、夢の中の「彼」の言葉の助けも有り(亡夫たる彼から承認された事は、彼女を癒す上で物凄く重要)。
花は、雨の成長と自立を、了解できた。
花は、雨が、おおかみとしての自分を確立し、彼を自分の庇護下に置く事への依存状態から抜けられた。
花は、自分が、然るべき役目を遣り遂げた事を、消化出来た。


「あなたにまだ何もしてあげられてないのにっ・・・!」
これに対する雨の返答が、あの咆哮である。

「ぼくはおおかみとして一人前です。お母さんがここまで育ててくれたのです」
そう告げたのだ。
この時、花は、母親として、報われたのである。
捨てられたアダルトチルドレンは、成熟した大人に成れたのだ。

この物語の花の本質は、「アダルトチルドレン」「共依存」という概念で読解すると理解出来る。
雨と雪が育つ物語であると同時に。
病んだ子供だった花が、成長し、治癒し、解放される物語なのだ。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch