12/04/04 13:18:09.58 4ulL4QDJ
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そんなときに、西崎義展さんから「GAINAXで『宇宙戦艦ヤマト』を作らないか」というお誘いがありました。(注:1991~2年あたり)
ある日西崎義展さんの事務所から電話があって、「西崎さんが、あなたたちに会いたいと言っている」と言うんです。僕と庵野くん(注:庵野秀明・
後に『新世紀エヴァンゲリオン』などで有名に)が名指しで呼ばれました。 庵野くんは『トップをねらえ!』をやり、『ナディア』もやった後でした。
回り道をしましたが、西崎義展さんと『ヤマト』の話です。 西崎さんはこんな話が出来る相手じゃないんですよ。迫力が違う。初めて会ったとたん、
「会いたかったよ」って握手するんです。 聞いた途端に「会いたかったよ『ヤマト』の諸君」と続くんじゃないかと思いました。「会いたかったよ」って
言われても、僕と庵野はどうしていいか分かんないんですよね。困っていると、次の言葉が「口座番号を教えてくれたら、明日には二千万振り込もう」。 まず金ですよ!
『宇宙戦艦ヤマト』の話を聞きに来ただけの僕たちに、「『ヤマト』の仕事を引き受けてくれ」とも、「『ヤマト』を一緒に作ろう」とも、「君は『ヤマト』が好きかね」とも
言わないんですよ。 金です。 その金も、お金を払おうとか、いくらで仕事をやってくれじゃなくて、「口座番号を教えてくれ」から始まるんです。
「これは変な奴に会っちゃったなぁ」と思って庵野くんを見ると、もうクスクス笑いモードです。完全に楽しんでるんですよ。
庵野監督が作ったヤマトも、見てみたかったなあ