12/01/18 20:12:09.01 6zcmGMZf
>>256
マジレスしてやるよ
まっつんにとっては、ヤマトも売れなかった方が確実に良かった
成功したい(石ノ森とか赤塚とか藤子のように)という願望と
世の中に対するルサンチマンがまっつんのエネルギー源だった
だからアポロがそろそろ月に行くってころに、あっさり古い絵柄を捨てて
全然新しい絵柄に変えるって荒技をやったし
斜に構えていながらリアリストで予定調和に異議を唱える作品ばかり出していた
まあ、いい作品を残すより成功を欲しがっていた小物レベルだったとも言える
原作者じゃなく監督になった、というのもまっつんらしいなと思った
まっつんがやりたかったのは「アニメを自分の手で作る」ことであって
原作者になって、制作側にいいようにいじられることではなかった
まあ、名より実を取ったわけで、当時は実存主義者だった松本らしいと言える
原作者の名前を欲しがったことで、逆に耄碌したことが分かった
30代のまっつんが今の松本を見たら「老いるとはこういうことか」と嘆くかもな
念願の「成功」を手にしたことにより、惰性と退嬰が松本に取り憑いた
ハーロック流に言えば「ふやけた」ってことだろうな
もし、ヤマトがこけていたら
「なぜ世間は俺を認めん」とばかりますます先鋭化して
もう一度絵柄を変えるくらいのことはやったかも知れない
宮沢賢治のように死後に大ブレイクする、というのが漫画家松本零士にとっては
彼らしい生き方だったといえる
たぶん、時代が流れた先で、評価される松本作品は
「エスパー以後、ヤマト以前」のものになるのではないかと思っている