12/09/27 18:44:12.25 AtMxYkuc0
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
かわいいものを見ると、人は集中力を高める―。
広島大の入戸野(にっとの)宏准教授(認知心理生理学)らの研究グループが、
こんな実験結果をまとめた。約130人の大学生に愛らしい子犬や子猫の写真を見せ、
注意力が必要な作業をさせると正確性が高まったといい、米オンライン科学誌「プロスワン」
で27日、発表した。入戸野准教授の実験目的は、「かわいい」という感情がもたらす効果の解明。
まず大学生グループに子犬や子猫の写真7枚を1分半見せた後、おもちゃの小さな部品を
ピンセットでつまみ上げる作業をさせた。その結果、見せる前に比べ、成功した個数は平均44%増加。
これに対し、成長した犬猫の写真を見せた別のグループは平均12%の上昇にとどまった。
このほか、10桁の数列の中から指定の数字を抽出するテストを3分間行ったところ、
子犬や子猫の写真を見たグループの正答数は16%上昇。
一方、成長した犬猫の写真を見たグループは1・4%増で、ほとんど変わらなかった。
入戸野准教授は「『かわいい』という感情は、対象に接近して詳しく知ろうという機能があるため、
細部に注意を集中し、作業の正確性を高める効果が出たのでは」と分析している。