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私は、現在31歳で、過去に少年院2回(小田原、久里浜少年院)刑務所3回(盛岡、水戸、広島)と、通算9年半の収容生活を送ってきました。
10代後半から20代の殆どを塀の中で過ごした私の体験が、少しでもこれから懲役に行かなければならない方や、外で帰りを待つ方の励みになればと思います。
最後に懲役を送ったのは、広島刑務所で、平成16年~19年の3月まで3年を過ごし満期出所しました。
元々の刑期は2年でしたが、中で1年の刑を増やし3年を務める事になった私ですが、この広島刑務所と言う刑務所は、ある意味で特殊な刑務所で、土地柄か余所者、特に関東者は非常に生活しずらい刑務所です。
広島人と工場で喧嘩でもしようものなら、ガテが各工場に即回り、懲罰が終わり工場に出役しても5分もしないで、全く知らない人間が飛んできてまた、懲罰房に逆戻り。
とにかく生活しずらかったですね。
広島は1工場~14工場まであり、金属、木工、ミシン、印刷、ボール作り、紙折り等工場が
あり、私は金属とミシン工場にいました。
部屋は11人部屋で、部屋には扇風機もあり、担当は緩く、最後に過ごした11工場の時は広島や西の人間も良い方が多くかなり快適に楽しく過ごせました。
やはり、刑務所では、他受刑者や部屋の人、担当によって良い悪いの差がかなりあったように思います。
仮釈放は平均、普通に生活するもので、8ピン9ピン10ピン程度だったように思います
2年の刑なら2~良くて4ヶ月くらいではないでしょうか。
再犯刑務所は、どの刑務所もこの程度だと思います。
私が務めてる最中に監獄法が改正され、友人でも手紙や面会が許可されたり、部屋にバックが入り5冊しかもてなかった本も際限なく持てるようになり、手紙も月最低4通か5通は出せるようになりました。
刑務所では人間関係が一番大変だと思います。
ですが、言葉を反せば人間関係さえ、うまくやりクリアーすれば中々懲罰にはいかないもので、引受人等の条件次第では、何度も刑務所に入ってる者でも平均以上の仮釈も可能だと思います。
最後に、私が務めている時に同房のH氏夜8時頃に部屋で倒れ、脳溢血で亡くなりました。
50歳の若さでした。
目の前での出来事だったので、かなりショックを受けました。H氏の冥福を祈ります。合掌