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【埼玉/貧困ビジネス】生活保護費１億円を着服か 容疑の元暴力団幹部ら再逮捕
さいたま市で生活保護費が横領された事件で、業務上横領罪で起訴された
暴力団元組幹部で会社役員の久保好明（こうめい）被告（７５）＝同市見沼区＝らが
０８年１月から昨年１２月までの間、
生活保護受給者から計約１億円を着服したとみられることが１３日、
県警への取材でわかった。県警は同日、久保被告と内縁の妻幸子（さちこ）被告（６５）＝同＝の
２人を業務上横領容疑で再逮捕した。
再逮捕容疑は、昨年２～１１月、久保被告が社長を務めていた「紀州企画」（見沼区）運営の
宿泊施設（同）に住む生活保護受給者の男性３人から、計６２万４０００円を着服したとしている。
県警によると、２人は容疑を認め、「受給者のお金を使った」などと供述しているという。
捜査関係者によると、久保被告は０６年７月、同社や施設の運営を委託していた
ＮＰＯ法人・幸興友会（みゆきこうゆうかい）を設立したが、いずれも生活保護費を目当てにした
「貧困ビジネス」の展開が狙いだったと説明しているという。
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