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日本の刑事事件において、起訴のハードルがいかに高く、それに対して有罪のハードルが低いかということを裏付ける客観的な数字がある。
以下のデータは年度別、罪名別の起訴率である。
URLリンク(www.stat.go.jp)
これを見ると、だいたい殺人で60%、窃盗で50%ぐらいが起訴で、あとは不起訴になっている。つまり、殺人でも40%が不起訴になっているということだ。
それに対して、起訴された後の裁判での有罪率、無罪率はどうか。
以下は刑事事件第一審の終局人員である。
URLリンク(www.courts.go.jp)
無罪は7万件のうち100件もない。99.8~9%有罪になっている。
これを見ると、いかに無罪にならないかがわかるだろう。検察庁はかなりキッチリ固まったものしか起訴しないということが読み取れる。そして、その分、不起訴が多く、証拠を固められずに取り逃がしてしまっているケースが多いことがわかるだろう。