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暴力団から脱退しようとしていたにもかかわらず、山梨県警甲府署員らによって組長らと同署で
面会させられ、精神的な苦痛を受けたとして、元暴力団組員の男性が20日、県を相手取り、慰謝
料など約113万円の支払いを求める訴訟を東京簡裁に起こした。
原告は、東京都板橋区の40歳代男性。訴状によると、県内を拠点とする暴力団の組員だった
男性は、組に脱退を申し出た後の2011年4月、交通事故に巻き込まれ、甲府署で事情聴取を
受けた。この時、同署員に保護を求めたのに組幹部との面会を強要された、としている。
面会の中で男性は、組幹部から組に戻るよう脅迫行為を受けたり、頭を殴られたりしたが、署員は
制止せず、傍観していたという。男性側は「(組を)脱退するため、警察に保護を求めたにもかわら
ず、警察官としての責務を放棄した。違法性・不当性は明らかだ」と指摘。組幹部の暴行、脅迫で
多大な精神的苦痛を受けた、と主張している。
県警組織犯罪対策課は「訴状を読んでから対応を考えたい」とコメントした。
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