12/09/13 12:13:36.09 0
>>469のつづき
だが、暴対法は改正を経て、暴力団の身動きを取れなくしており、実力行使ができない。
また、スカウトされるほうも、かつての暴力団なら庇護してくれる力があったが、
今は、暴力団系と目されるだけでビジネスにならないのだからメリットがない。
しかも、今の不良集団は、ストリートファイトを「地下格闘技」という形でビジネス化。
同時に、地下格闘技の戦士は、仲間であり、ビジネスの場では同僚である。
道具を持ち出してのケンカならともかく、タイマンでは圧倒的に不良集団のほうが強く、
それがロートルの多い暴力団を気弱にしている。
二極化する末端で、カネのためなら何でもする連中が、
知恵と才覚のある人間をリーダーに、ビジネスを立ち上げ、
勢力拡張の際に生じる抗争を厭わない。
その流れが、暴力団勢力の後退と不良集団の伸張という世相となり、
理解不能な事件の発生につながっている。良いか悪いかではない。
これが暴力団排除のひとつの帰結なのである。