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佐賀病院発砲殺傷:組幹部に無期懲役 地裁判決
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佐賀県伊万里市の病院で昨年4月、指定暴力団九州誠道会系組幹部ら2人に
拳銃を発砲し死傷させたとして、殺人罪などに問われた指定暴力団道仁会系
組幹部、岩崎和幸被告(59)=熊本県甲佐町=の裁判員裁判で、佐賀地裁
は23日、求刑通り無期懲役を言い渡した。
判決によると、岩崎被告は11年4月5日、伊万里市の山元記念病院正面玄関で、
抗争関係にある九州誠道会系組幹部ら2人に向けて計4発を発射し、うち
男性組幹部(当時57歳)を死亡させ、もう1人の男性にも重傷を負わせた。
若宮利信裁判長は、岩崎被告が所属する組の維持のために、組織的に抗争相手の
射殺を計画したとして「暴力団特有の論法に酌量の余地はない」と指摘。
「一般人も巻き込まれる恐れがある極めて危険かつ悪質な犯行」とした。
暴力団抗争に絡む同県内初の裁判員裁判だった。閉廷後に記者会見に臨んだ裁判員
からは「警備態勢が万全だったため、不安は解消された」などの声が聞かれた。
30代の女性裁判員は「判決は一般市民の意見が反映されている。抗争終息への
働きかけになれば」と話した。