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九州北部地方に夏の終わりを告げる「発砲事件」がこのほど福岡県下であり、
暴力団組事務所や幹部居宅などに拳銃弾が飛び交った。
「発砲事件」は、季節の変わり目に銃弾が撃ち込まれた抗争団体を駆除し、
傘下の企業を各種公共事業参入を促するのが狙いで、残暑を払う季節の風物詩
となっている。
例年であれば、拳銃弾による発砲だが、今年は大震災復興を祈願して長老が手榴弾
2発と自動小銃で武装し、警察の手で無事、久留米警察署に身柄が留置された。
そもそも、九州地方の「暴力団抗争」は江戸時代から300年以上も続く伝統的な
春の行事で、特に相手事務所に銃弾を撃ち込む発砲は「ガラス割り」としても
親しまれていた。
近年では少子高齢化に伴い、「撃ち子」と呼ばれる射撃手も高齢者が目立つようになり、
「撃ち子」の巌野(げんの)平一さん(78)は「昔は町内の人たちが、出刃や木刀を持って盛り
上げてくれたもんです。今は後継者が少なくてねぇ…まだ私も現役ですよ」と寂しく笑い
ながら引き金を引いていた。発砲の最盛期は7月下旬から8月中旬までだが、今年は
東北関東大震災の影響が遠く離れた九州にも及んでおり、例年になく秋の声を聞きつつも
ちらほらと「暴力団抗争」がとりおこなわれている。
この分だと、「暴力団抗争」の最盛期が終わるのは、師走の足音を聞く11月下旬頃と見られ、
こんなところにも震災の猛威が影響を及ぼしている。
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