24/06/22 06:09:38.00 Mfmblf/X0.net
韓国からの南紀白浜空港チャーター便が実現 観光交流は世界平和の礎
二階 俊博
去る2月3日、韓国からのお客さまを乗せた大韓航空のチャーター便が南紀白浜空港(愛称:熊野白浜リゾート空港)に降り立ちました。
お出迎えのための歓迎セレモニーに、岸本周平知事、濱口太史県議会議長とともに私も出席してまいりました。
このチャーター便は2月に4便運航され、計450名ほどの韓国からのお客さまが和歌山県内を巡り、温泉、ゴルフ、買い物、日本食等を楽しんでいただく予定です。
是非、韓国の皆さんに和歌山の素晴らしい景色や人情に触れていただき、一人でも多く、和歌山のファンになって帰っていただきたいと心から願います。
昨年来、私はこのチャーター便実現のために、大韓航空関係者との交渉に携わってまいりました。
交渉の過程でこのチャーター便実現のために、尽力してくださったのは、日韓友好、アジアの平和、世界の平和を願う、韓国の古き友人たちでした。
その方たちは、今から20年以上前、私が運輸大臣として羽田空港とソウル金浦空港を結ぶ定期路線交渉の際に出会った関係者でした。
当時も日韓の間には複雑な歴史・外交問題が横たわっていました。
しかしながら、時の小渕恵三総理と金大中大韓民国大統領との間で「未来志向」という理念が共有され、両国の平和と友好のために、定期路線を開設するという政治のリーダーシップがそこにはありました。
昨年、日本を訪問した外国人で最も多かったのは韓国の方です。
また、韓国を訪問した外国人で最も多かったのは日本の方です。このことを考えても、日本と韓国はお互いに手を携え、足りない部分は補い合う精神が何よりも重要です。
観光交流は平和の礎であり、観光交流こそ最大の安全保障対策であると考えます。紛争の危険がある地域では観光産業は発展しません。
そして国内の地方経済は今や観光を抜きには見通せません。観光交流はお互いに「行ったり、来たり」しながら、相互の理解を深め、経済も活性化させることが求められます。
改めて、この韓国からのチャーター便が、日韓友好と世界平和を願う関係者によって実現されたということをご報告しておきたいと思います。
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