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焼酎飲んで日韓交流を…「安東焼酒（アンドンソジュ）」PRの一行が鹿児島の蔵元を見学
韓国の安東市で伝統的に作られる焼酎「安東焼酒（アンドンソジュ）」をＰＲするため、２３日、安東焼酒協会や安東市関係者ら２０人が鹿児島県内を訪れた。
県庁での意見交換や蔵見学、試飲会を通して交流を深めた。
安東焼酒は米や麦で作る蒸留酒で長い歴史を持つ。市内に１０カ所の蒸留所がある安東市は韓国で最初に焼酎を作った都市という。焼酎の蔵を見学し、セールスを学ぶために訪れた。
県庁での意見交換会では、安東焼酒協会から鹿児島県酒造組合に交流要請書が手渡された。
安東焼酒協会のパク・ソンホ会長は「世界にどう売り込むかなど、鹿児島の焼酎も安東焼酒と同じ悩みを抱えていると分かった。今後、交流が広がることを願っている」と話した。
同日夜あった試飲会では参加した安東市の７蔵元がそれぞれの焼酒を紹介し、参加者にふるまった。
鹿児島県酒造組合の田中完専務は「安東焼酒の魅力を実感し、安東市も近く感じるようになった」と話した。
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