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『アイ・アム・レジェンド』(I Am Legend)は、2007年に製作された、ワーナー・ブラザース製作のSF映画である。
監督
フランシス・ローレンス
脚本
マーク・プロトセヴィッチ
アキヴァ・ゴールズマン
原作
リチャード・マシスン
『アイ・アム・レジェンド』
出演者
ウィル・スミス
アリシー・ブラガ
ダッシュ・ミホク
配給
ワーナー・ブラザース
公開
2007年12月14日
2009年、科学者のアリス・クリピン博士が、はしかウィルスのDNA配列を入れ替えることでがんの治療薬開発に成功。
治療薬は1万9千人に投与され、その全てに効果を発揮した。
しかし、1万9千人のうち5千人に異常が発生。狂犬病のような症状が見られ、
検査により治療薬のウィルスが
新種のウィルスへと突然変異していることが分かった。
新種のウィルスは博士の名前からクリピン・ウィルスと名付けられる。
クリピン・ウィルス(以下KV)は感染率の高いウィルスで、空気感染により瞬く間に世界中へ流布。致死率は90%で、免疫を持つ10%の人口しか生き残らなかった。だが、生き残った人口の98%が全身の体毛を失い、紫外線により死亡することが判明。その代わりに人間性を失い凶暴化した上に常人を遥かに上回る身体能力を発揮し、人間を捕食する化け物へと変貌。それらは後にダーク・シーカーと呼ばれることになる。
数年後
2012年、廃墟と化したニューヨーク。元米国陸軍中佐であり科学者のロバート・ネビルは、3年もの間シェパードの愛犬サムだけを家族として、動物園から逃げ出したインパラを狩り、公園でトウモロコシを収穫する生活を送り、1日も欠かさず生存者を求めてメッセージを発信し続けていた。ネビルはウイルス感染により、世界人口60億人のほとんどが死滅していく中で生き残った、ニューヨークでたった1人の生存者なのである。