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『必要か、リニア新幹線』橋山禮治郎 千葉商科大学大学院 2012.10.24
2012/10/25
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【Preview】橋山禮治郎氏:天下の愚策リニア新幹線に待った!
2014/08/09
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・公共政策や大規模事業に詳しい千葉商科大学客員教授の橋山禮治郎氏は、
今回のリニア中央新幹線計画は民間企業が実施するプロジェクトという位置づけのため、外野はとやかく言うなといわんばかりの進め方できているが、
鉄道というものの公共性ゆえに、もし事業が失敗すれば、多くの市民が多大な影響を受けることは避けられないと指摘する。
また、原発と同様、リニアプロジェクトには元々国が深く関与してきたことから、事業が失敗に終わった場合、政府がこれを何もせずに放置するということは考えにくい。
多かれ少なかれ、国民にツケが回ってくる可能性のある超大型事業が、国民不在のまま進んでいることに橋山氏は強い違和感を覚えると言う。…
確かに10兆円の大型事業によって、ゼネコンを始めとする経済界は多いに潤うのかもしれない。
しかし、そのような土建国家モデルのまま、この先も日本は進むつもりなのだろうか。
1980年に大平内閣の下で田園都市国家構想の構築に関わった橋山氏は、一度大型事業が計画されたら最後、それが止まらない日本の体質に、政治の責任を指摘する。
官僚が一度計画された公共事業を止められないのと同様に、生存のために大型事業を必要としている重厚長大産業が支える経済界も、一度走り出したら止まらない性格を持つ。
しかし、それを止めるのが最後にそのツケを払うことになる国民の監視の目であり、それを行動に移すことができる政治のリーダーシップではないかと言うのだ。