09/04/11 07:11:54 nFxHE8Jg
政財界は公務員憎しを煽る事でデメリット無く支持を取り付けられるから、今は当知事を始め極限まで利用してるしね。
公務員というだけで原罪を背負わせられてる訳で、労組なんてまるで悪の枢軸の様相でしょ。
この辺りは労働者への待遇も全く同じ論理で、自然と萎縮してしまってる。
会社を守らなければと経営寄りに物事を考えるようになっているんだよね。
戦後最長の好景気でさえ労働者への還元は行われなかったのに、どこまで奴隷奉仕すれば還元されると期待出来るのかと。
100年に一度の不景気だとか何とか言って、都合良く労働力を使い捨てする事をどこか正当なものと歓迎されてる節さえある。
それまでの好景気で蓄え続けた内部保留は一気に無くなってしまったのかと。
簡単な算数の問題だけど、その辺突っ込めばモンスター何たら、空気読めなんて言われちゃうわけで。
滅私奉公、奴隷の道徳と呼ばれるものが染み付いちゃってるから、現実に自分の身に降り掛かってきても、
正義の犠牲の如く肯定的に捉えちゃったりもする。痛みだけしか与えてくれなかった総理を未だに信仰してるようにね。
公務員に対する侮蔑を見ると良く解るけど、自己犠牲を強いる人間は、その評価を結果では無くそこにある犠牲で計る。
犠牲があるから結果が出る、痛みがあるならどこかで良いことが起きているとなってるんだよ。
自分の毎月の給料が据え置き、いや減給されても、賞与がカットされようとも、滅私奉公すれば会社の利益になり、それはやがて自分に還元されると無邪気に信じてる。
だから当たり前に労使間のバランスが取れている（と思ってる）公務員に対し牙を向ける訳だ。
俺がこんなに痛みに耐えているのに、あいつらは～となる。
そうやって自己犠牲を強いる事を政財界は忠実に叶えて来た結果、自分の痛みがあるのだと気付かないままにね。