16/04/28 14:42:03 jtpl117g
「温泉も出る洛西は火山帯の上質な粘土層の土壌です。」
とどこかに記されていたが、洛西は火山帯なのだろうか?
疑問を持ちながら書き込んで行くが粘土層の土壌なのは確かだろう。
粘土質純度が高い土がたまたま竹の生育に適していたのか
崩れやすい土壌を表面でカバーするために新しい時代に
粘土質の土を大量に持ってきたのかは不勉強のため不明だ。
江戸時代から明治にかけて燃料は薪を使っていたはずで
ここ洛西では西山山系で主に調達していたと思われる。その頃
人家も少なかったようだが、今に残る西山に繋がる登山道は
桂や向日町から薪集めに多くの人が山に入ったはずだ。
はるか見渡せばそこらじゅうで人煙立ち昇る光景が朝夕見られ、
さぞ煙が目にしみる毎日だったと思われる。
現在の京都市内など夕方、一斉に煙がたなびいていただろう。
その結果、古写真で確認したことはないが山々は風通しが良かったはずだ。
今のように鬱蒼とまるごと木々に覆われてはなかっただろう。
日々の燃料は街の周囲の山々の恩恵にあずかっていた。(まさに現代の石油である)
山での境界争いもあっただろうし今よりはるかに財産として見られていただろう。
山の木々が大切にされていた時代をしのびながら、
若葉がその面積を日々増している西山をふと見上げての独り言である。