09/11/21 01:20:00 B.8i40iE
ハブ空港というのは、国際線と、国内線が同じ空港内にないと意味がない・・・そういう意味で、関西空港が国際線、伊丹空港が国内線と済み沸けること自体、ハブ空港を否定していることになる。
空港問題として、「関西空港、伊丹空港、神戸空港と3つ空港があるから空港が多すぎて無駄」と論じている人があるが、それ以上に、「3つも空港がありながらハブ空港が一つもない」という方が問題である。
国際線と、国内線という風に二つの路線で空港が分かれているのは、関西空港を作ったときのしがらみであろう。それまでの伊丹空港と住み分けをする必要があり、2つの空港、2つの路線・・・ いかにも、安直な発想である。
2つの空港に、2つの路線・・・そこには到底「ハブ空港」という発想はない。
3つの空港が多すぎるという人も、結局はひとつを削って、残りの二つを、国内、国際と分けるというのならば、結局はハブ空港になれない空港が二つあるだけで、国際競争力とか言う以前の問題である。
むしろ、思い切って、3つの空港にハブ空港の機能を持たせ、利用者が指示しない空港を自然淘汰させるほうが合理的ではないか。
先に空港を減らすのか、後から減らすのか。国主導で空港を減らすのか、それとも利用者手動で空港を減らすのか・・・
果たして、ハブ空港としての利便性を持つ空港を減らす必要があるのかどうか・・・それは大阪湾を囲む、関西の経済圏の試練である。