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アイズ駒ケ谷体育館：熱中症厳重警戒レベルの暑さに
体調不良訴える利用者も ／兵庫
三田市の駒ケ谷運動公園にある「アイズ駒ケ谷体育館」の競技場が、
日本体育協会が定めた「熱中症予防運動指針」上で
「厳重警戒」とされる室温環境になるほど暑いことが分かった。
冷房がないうえ風が通りにくい構造が原因とみられ、
市は、熱中症発症の危険度を確認できる装置の導入を検討中。
市公園みどり課は「冷房設置は無理だが、注意喚起など利用者の安全対策を考えたい」としている。【粟飯原浩】
問題は競技場の暑さ。同館は空調設備があるが、競技場そのものには効かず、
気温調節は換気に頼るしかない。窓は２階北側にあるだけで自然の風は通りにくく、
市から管理を請け負う業者のスタッフも「夏場は蒸し風呂状態」と認める。
記者が７月上旬、熱中症発症危険度の指標となるＷＢＧＴ（湿球黒球温度）を専用機器で計測したところ、
２階観客席で「警戒」とされる２７度台で、公式試合が行われていた競技場では２８・５度と「厳重警戒」レベルに達していた。
このレベルだと指針上、「激しい運動は中止」することが奨励されている。
この日の最高気温は３１・６度だったが、室温は３３度を超えていた。
◇熱中症予防のための運動指針
ＷＢＧＴ 乾球温 対応の目安
３１度以上 ３５度以上 運動は原則中止
２８度以上 ３１度以上 厳重警戒。激しい運動は中止
２５度以上 ２８度以上 警戒。積極的に休息
２１度以上 ２４度以上 注意。積極的に水分補給
２１度以下 ２４度以下 ほぼ安全
引用元：URLﾘﾝｸ(mainichi.jp)