10/08/08 23:37:15 p+2tW3OQ
1.市長指示事項
・7/9(金)から11日間、野洲市姉妹都市交流使節団員の一員としてアメリカのクリントンタウンシップを訪問してきた。市長就任以来、初めて長期の留守をしたが、皆自主的に仕事を進めてもらっていた。毎日報告をもらっており、重大な事件もなくよかった。心配した集中豪雨も、瞬間的にはかなり降って水防で待機してもらっていたそうだが、幸い具体的な被害も無く済んだ。ただ、いつ災害が起こるかはわからない。今、市内の治水対策を検討しているところだが、決して万全ではないので、油断の無いように対応されたい。
・クリントンタウンシップへの訪問で、町長(合併前)、市長が全日程をホームステイしたのは初めてだと聞いた。17年間続いているがそうなのかと思った。私は、今回ホームステイさせていただいて、かなり勉強になった。今回は、成功裏に終わって、よい体験ができたと皆さんに喜んでいただけたが、これは過去の積み上げがあったから、先輩たちの貢献があったから、こういう交流ができるのであって、蓄積の大切さを実感した。
もう一つは、報道されているように、アメリカの政府も自治体も日本と同様に財政はかなり厳しく、クリントンタウンシップも経費削減に努めている。クリントンタウンシップは、人口約9万7千人で、基本行政は行っているが、道路や教育は別で、教育委員会が別の税を徴収して行っていて、図書館も別の委員会で行っている。道路は、郡政府と州政府が行っているので、クリントンタウンシップでは持っていない。そういった意味では、日本と一緒ではないが、いろんな福祉、行政サービス等の推進が厳しいので、かなり人員削減等をしている。
さらに、アメリカでは、日本で想像されている以上に家族、親戚、地域を大事にしている。こういうことを大切にしながら生活されているというのが、ホームステイすると実感としてよく分かった。使節団の18人は、よい体験ができた。今後に活かしていきたい。
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