09/03/13 11:40:24 W7zBoAak
>>200
串本だけに限らず、山間部の至るところで限界集落が増えてきていますね。
ではなぜ限界集落になってしまうのか？
その一端は学校のシステムによると、私は推測します。
子供が生まれ育っていくと、小学校に入れなければなりません。
しかし、ここ近年の教育関係への歳出カットの煽りで学校の数は統廃合等で減り、児童数の少ない学校は町の学校に吸収されてしまいました。
通学バス等の手段があればいいのですが、それも無いとなると、それはもう引越を余儀なくされるわけです。
しかし、おじいさん・おばあさんは田畑もあるし、住み慣れた土地を離れて暮らすのには抵抗があり、その地に残ってしまう・・・。
結果、若い夫婦と子供だけが町に引っ越してしまい、老人ばかりが住む集落ができてきてしまうのではないでしょうか？
もちろん、これは原因のほんの一部であり、他にももっと大きな原因があるのかもしれません。
GDPの6割が東京で生まれているといわれる現在の地域格差は、今尚どんどんと広がってきているのが現状です。
この先も、限界集落の増加に歯止めがかかるとは、到底思えません。
集落全体が『姥捨て山』になってしまう事のないようにしないと・・・とは思うのですが、その手段が思いつきません。