11/04/05 01:44:35.69 3RNij5j5O
>>161
境界性人格障害の根底には、見捨てられるのではないかという不安感があるとされています。
幼い頃から親に見捨てられるのではないかという強い不安感から、子供の頃は「良い子」の仮面を被っています。
しかし、成長するにしたがい、良い子にしているだけでは解決できない問題が生じ、このときになって幼い頃からの不安が溢れ出し、怒り、抑うつ、自暴自棄、孤独感、絶望感など様々な激しい感情を引き起こします。
さらに、激しい感情にかられて、自殺未遂や暴力など自分や他人に対する攻撃的行為や、薬物やアルコールにのめりこむ依存などの問題行為が多発し、周囲を巻き込みます。
また、周囲の人への評価が一定せず、極端に好き・嫌いが変わり、非常に不安定であることも、境界性人格障害の特徴です。
たとえば、ある人を理想的なすばらしい人だといっていたかと思うと、大した理由もなく態度ががらっと変わり、同じ相手を裏切られたといって攻撃します。