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捜査書類隠す 警察官を書類送検
6月13日 20時48分 K10058108911_1206132101_1206132113
茨城県警の２８歳の巡査部長が、３件の事件の捜査書類を自宅などに隠して放置したとして、
警察は、公用文書き棄の疑いで書類送検するとともに、停職１か月の懲戒処分にしました。
書類送検されたのは、茨城県警の境警察署の２８歳の巡査部長です。
警察によりますと、巡査部長は、竜ヶ崎警察署に勤務していた平成１９年３月下旬の少年の
万引き事件の書類７通を、よくとし、自宅に持ち帰って隠していたほか、境警察署に勤務していた
去年９月の２件の少年事件の書類、合わせて２７通を、ことし２月、警察署内の倉庫の奥に隠して
放置していたとして、公用文書き棄の疑いが持たれています。
調べに対し巡査部長は容疑を認め、「書類の訂正などを求められて、面倒だと思って放置した。
あとになって、上司に叱られると思い、隠した」などと供述しているということです。
放置された３つ事件は、その後処理され、警察は１３日、巡査部長を書類送検するとともに、
停職１か月の懲戒処分にし、巡査部長は１３日付けで依願退職しました。
茨城県警察本部の矢口正治監察室長は、「誠に遺憾で、心からおわびします。再発防止策を徹底し、
信頼回復に努めます」と話しています。
NHKニュース
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