【何パイオツ】ギャグ日で女体化3【触ってんだ!】 at PINKNANMIN
【何パイオツ】ギャグ日で女体化3【触ってんだ!】 - 暇つぶし2ch857:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/06 08:36:00.03 0
URLリンク(www8.ocn.ne.jp)

858:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/06 09:29:49.68 0
芭蕉さんがにょ曽良に「曽良くん」って君付けするのが何か萌える
おっさん臭さが割増しになる感じ化する
現パロで先生×生徒、教授×助手だったりすると倍率ドン

>>856
芭蕉さんが中田氏してスッキリ満足したところで
にょ曽良が「まだ僕は満足していませんよ」と上に乗っかって
朝まで芭蕉さんを搾り取るのもいい
にょ曽良が嫌がってるのは、芭蕉さんにイニシアティブ取られてるのが悔しいだけ

鬼畜入っても体力的に連続は無理そうなのが芭蕉さん
そして男でも女でも性豪なのが曽良くん
ねっとりこってり濃厚なセックスで、何度もイカせないとにょ曽良の反撃が来る

859:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/06 09:33:14.27 0
アンカミス
858は
>>855

860:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/06 14:53:12.90 0
>>858
>芭蕉さんにイニシアティブ取られてるのが悔しいだけ
同意 その時には抵抗してもいざ孕むと嬉しかったり

にょ曽良は生意気な口を叩いておきながら実は処女、という設定もウマウマ

861:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/08 11:04:33.94 0
URLリンク(www8.ocn.ne.jp)

862:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/11 20:20:53.99 0
妊婦な曽良君を求ム

863:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/11 21:47:07.08 0
この流れで処女な曽良さんが妊婦になったらいいじゃないと思った
芭蕉さんを挑発してその気にさせて、鬼畜モードで処女破瓜
痛いけど声も上げず、背中に爪を立てて耐える曽良さん
芭蕉さんはなんかちょっと反応変だな??と思いつつも、「曽良君は遊んでる」という思い込み
枯れてたオッサンなので、久々のハッスルで浮かれて気付かない
ちょっと酷いこともしつつ段々違和感→この子まさか初めてなんじゃ…と疑念→血が出てるー!
で青ざめて中断しようとしたところで
「中出ししないと殺しますよ?」と首を極める曽良さん
怖いし心配だしでも気持ちいいしで、葛藤の果てに続行する芭蕉さん
フィニッシュは曽良さんからのベロチュー&脚ホールドで逃げ場なしの最奥で中出し
当然今日は危険日です
曽良さんは終わったら気絶するように寝込んで、こんなに無茶して…と芭蕉さんは呆れる反面
その愚かなまでの情熱に惚れたらいい

その後はボテ腹に耳をくっつけて赤ちゃんの音を聞いたり
曽良君の子だからおなかつき破って産まれてきそうとか想像して断罪されたりの夫婦もよし
子供ができても恋仲になっても師弟関係のままでもよし

864:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/12 11:12:41.73 0
>>863
おおお!俺が求めていたのはこれだー!

処女⇒妊婦⇒夫婦 とな・・・
萌えた///
きっと子供も俳句を教わるんだろうなぁ

865:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/25 17:44:56.81 0
妊娠曽良ちゃんのイラストみたことないから、みたいんだぜ。
誰かー←

866:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/30 21:47:38.41 0
妊婦閻魔と妊婦太子のえろえろレズ画像下さい!

867:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/31 11:27:53.76 O
えええじゃあ妊婦芭蕉子さんを後ろから慈しむ目で見ている弟子男の画像下さい

868:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/31 16:53:34.37 0
>>865-867 俺も欲しいw

いきなり申し訳ないけど
これまでの流れ見て妄想膨らみすぎたんで
にょ曽良×芭蕉のSS投下してみる。

初SSにつき乱文注意報orz

貴重なスペースお借りします。

869:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/31 17:07:02.22 0
「ねぇ、曽良君のタイプってどんな人?」

「何ですか急に」

「いや、私が旅に連れ出してなかったら曽良君も恋の1つもしてたのかなぁと思ってね。
若いのに、私の世話ばっかり焼かせちゃって悪いね…」

「は?芭蕉さんが私を旅に連れだそうとしたのは私が若い娘だからだったんじゃないですか?
クソジジイの事ですからいやらしい妄想でもしていたんだと」

「ち、違うよ!!だって曽良君、よく家に来てご飯作ってくれたりしてたし、頼りになるなぁって思って…」
「女との二人旅は溜まるでしょう?なんなら私が処理してやってもいいですけど」


ふいに芭蕉の股ぐらに白い手が伸びる。


「そ…曽良君!?だめだよっ…うぁ」
「黙りなさい」

曽良は芭蕉の着物の帯を解くと、そのまま褌を外してイチモツを露出させた。
そして、亀頭から根部まで丁寧にしごきはじめた。

決して上手いとはいえない手つきだったが、それは久々の刺激に脈打ち、ムクムクと大きくなりはじめていた。

「うっ…うっ…だめ…だって…」

「おや、ジジイのくせにもう元気になってきましたね…変態なんですか?」

「あぁもっ、もう…やめ」


「ふう…ほら、次はあなたが私を気持ちよくする番です」

曽良は手を止めたかと思うと、おもむろに着物を脱ぎ捨てた。
隠されていた胸が露わになる。

ハリのある、形の良い美しい胸だ。

870:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/31 17:08:26.38 0

「…へ?」
「ほら!」

芭蕉の髪を鷲掴みにすると無理やり顔を自分の胸に押し当てた。

「舐めなさい」

芭蕉は少し怯えたような表情で顔を上げた。

「本当にいいの…?」
「舐めなさい!」

おそるおそる曽良の乳房に吸い付き、舌を乳首の上に這わせる。

そして右手を股の中に潜り込ませると、小さな豆を指の腹でゆっくりと転がすように撫で回した。

「(曽良君、すごい濡れてる…)」


クチュクチュ、チュパチュパと湿った音が夜の静寂の中で響きわたる。

「はぁ…ん…芭蕉さん…やっとその気にっ…んぅ…なりましたかっ…あんっ」

今まで聞いたことのない弟子の淫らな声を聞き、芭蕉は股間の棒がさらに熱くなるのを感じた。

「…気持ちいい?」

「…っフン…まさかこんなジジイにイジられて濡れるとは思いませんでしたっ…はぁんっ」


秘所を弄ぶ指の動きにあわせて体を痙攣させている曽良。



871:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/31 17:28:02.42 O

「―曽良君、ごめん。私、もう我慢できないや」

秘所を弄んでいた指が離れたかと思うと、
指の代わりに硬くて熱いものが曽良の陰唇に触れる。

「挿れるね」
「どうぞ」

滅多に笑わない曽良が、フッと微笑んだ。

芭蕉はそっと手を回して曽良を抱きかかえると、びっしょりと濡れた膣穴に肉棒をねじ込んだ。

「い゛…っ…!」

その瞬間、曽良が小さく震え、指を芭蕉の背中に食い込ませた。
痛みで顔を歪ませているようだった。

「曽良君…もしかして…」




872:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/31 17:34:16.52 O

ふと曽良と自分とのつなぎ目を見ると



―破瓜の血が―



一瞬、頭が真っ白になった。

「…わぁ!?ごごご、ごめん!」

急いで穴から棒を引き抜く。
血は愛液と混じり、ドロリと糸を引いて床にしたたり落ちている。



「……どうして急にやめるんですか」

曽良はいつもと変わらぬ淡々とした口調で言った。

「ど、どうしてって…!初めてなんでしょ…?
好きな人のためにとっといた方がいいよ。…私なんかのために使わない方がいいから」

パーン!

ことばが言い終わらないうちに、頬に激痛が走る。



873:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/31 17:53:17.38 0

「あんた、馬鹿ですか!?僕が、あんたのために?ハッ…笑わせるな!」

「そら…くん…?」

「全部自分のためです。
…まだ、分からないんですか…?
私は、芭蕉さんが…好き…なんですよ…ずっと、前から…」


さっき頬をぶったときの力強さとは対照的に、曽良は弱々しく下を向いてつぶやいた。

―泣いているのだろう―


「そうだったんだ…ごめんね、今まで気づいてあげられなくて…ごめんね…」


芭蕉は、優しく曽良の頬を撫でた。

「芭蕉さん…」

曽良もそれに答えるように、芭蕉の口に深くて長い接吻をした。

いったん抜いて少し萎えていた肉棒も、いつの間にか硬さを取り戻していた。


「…もう一度、やりましょう?」




874:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/31 17:54:55.98 0
曽良は芭蕉にまたがると、火照った肉棒を手に取り、自らの子壷の中へと押し込んだ。
そしてゆっくりと腰を落とし、上下に動きはじめる。

曽良が動くたび、芭蕉に快感が走った。


「んっ…あぁ…曽良君、大丈夫なの…?」

「はぁ…あんっ…大丈夫、痛くないっ…です…!うぁ…あぁっ…イくっ…!」


官能的な曽良の様子と
"弟子の処女を汚している"という罪悪感に興奮して、芭蕉も腰を激しく動かした。


「あぁ…ダメだっ…私ももう…出ちゃうかも…んぅ…」


「やぁ、あ、ああぁ…!」

その時、曽良から潮が吹き出るのと同時に、ビクビクッと膣壁が数回痙攣した。

「ウッ…!」

―ドピュドピュッ

芭蕉の肉棒は膣壁から与えられた刺激に耐えきれず、熱い精液を曽良の中に思いっ切りぶちまけた。



「(弟子に…曽良君に、中出ししてしまった…)」

曽良は、気絶したのか眠ってしまったのか、ウトウトと恍惚とした表情を浮かべてゆっくりと床に倒れ込んだ。

今の芭蕉にできるのは、愛液と精液で濡れた曽良を綺麗に拭いて着物を着せ、
布団の上に寝かしてやることだけだった。



875:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/31 18:00:24.72 O



~芭蕉庵~

「あ、動いた」

「ホント!?どれどれ、私にも触らせて」

「汚い手で触るな!(ビシッ」
「きびたきっ!!」

「赤ちゃんが、けがれるんで」

「け、けがれないよ!失礼だなぁ君!仮にも君の師匠兼夫だよ!?汚物扱いせんといて!」

「汚物を汚物扱いして何が悪いんですか、この汚物ジジイが」

「うわぁん!弟子がいじめるよぅうわぁん!私も触りたいのにー!うわぁん!」

「チッ…しょうがないなぁ。じゃあちょっとだけですよ?」

「やったー!どれどれ~」

「どうですか、分かりましたか」

「ほんとだ!ここに、曽良君と私の赤ちゃんがいるんだねぇ…」

「何当たり前の事を言ってるんです」

「楽しみだなぁ」

「…ええ」


876:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/08/31 18:01:54.90 0


空はぼんやり霞み、薄い残雪の中には緑の小さな芽が顔を出していた。

―あぁ、春も近い―




月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり

奥の細道の旅は終わりを告げたが、
まもなく2人はまた新しい生活を…
"旅"を始めることになるだろう。



――END――


877:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/09/03 11:43:04.13 O
久しぶりにここ来たらSSが…
萌えた!

878:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/09/04 17:43:57.83 0
何これ、素敵。

879:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/09/04 18:04:48.87 0
この妊婦な流れ…いいな
ここはひとつ、妊娠しても臨月までバリバリ働く妹子と鬼女、
心配そうにハラハラしてる旦那上司の画像ry

>>866
待て、その二人を孕ませたのは誰なんだ
各部下男か、部下男のしわざなのか
はたまた、男⇔にょたが自由自在にできそうな閻魔と太子がお互いに種付けしあったのか

880:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/09/04 18:24:01.08 0
>>879

もちろん各部下男で
前設定としては後天的女体化で、まだ交際関係はお互いなし

言いだしっぺはにょ太子がにょ閻魔に「子供が欲しい」と言い出して
でもにょ太子は具体的に考えたわけでもなくただ単に子供が欲しかっただけ、
それを閻魔が利用する形で部下との酒宴を開き酒の勢いで中田氏せっくす見せ合いっこに発展
そこでもちろん精力絶倫な部下男達は一発種付けに成功
その後お互い交際→妊娠発覚→結婚と流れるんだけど女同士になったせいでただでさえ仲が良かったのに更に親密になるにょ達
互いにまだ知らぬ女体の神秘を探りあいっこ
二人とも旦那がお堅いから妊娠判明後は禁欲だったためにムラムラ
そしてめくるめくレズレズプレイに発展

ああああああみたいぃいいいいいいいいいいいいいいい誰かぁああああああああああああああああああああああ

881:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/09/04 18:49:14.93 0
>>880
つ[10k]
その本出たら買うんで予約させてください
マジで読みたい

閻魔と太子にはぬっちょぬちょの貝合わせとかしてほしいわ
お腹が大きいと難しいのかな
エロスだけじゃなくて、腰をさすりあったり、妊娠線予防にクリームを塗りっこしたり
きゃっきゃうふふしてても萌える

882:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/09/04 22:24:23.39 O
漏れも妊婦ネタ大好き(笑


>>875
SS乙です!
いいなあ妊娠中の夫婦細道の会話
ほのぼのしてて

産まれてくる子供は外見曽良似、芭蕉お手製のマーフィー君がお気に入りで
性格芭蕉似なのに曽良ママからは溺愛されているという勝手な妄想

883:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/09/06 12:41:01.08 O
親友組って誰かいける人いない?
姉妹萌えだから、ケンジ兄弟が姉妹だったらと思うといてもたってもいられないんだ…

姉の親友の狼を世間からかくまってる姉妹
妹は満月の夜に遊びにくる狼とお馬さんごっこで無邪気に遊んで、
姉は月のない夜にオオカミとおとなのお馬さんごっこwをする

バカなことを考えてすまん
藤田はオスでもメスでもいい

884:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/09/07 13:44:03.66 0
親友組なら昔から萌えてる人がちょこちょこいたはず

885:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/09/10 00:41:49.89 0
親友組ならこのスレの前の方にもSS書いてくれてるよ

886:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/09/10 09:54:52.70 0
>>883
何年かしたら妹が姉とオオカミの裏の関係に感づいてモヤモヤしてたらいいな
二人はデキてる→何それ!
自分の知らない二人の関係がある→ズルい!
やがて自分の中の秘めた思いに気づいて・・・

そして唐突だけどにょた阿部さんの下の名前が「まりあ」だったらおもしろいなあ
アヴェマリアとの駄洒落もそうだが年中和服姿の陰陽師がまりあって
軽くコンプレックスなんじゃないかなあ
頑なに下の名前を名乗ろうとしないにょた阿部かわいいなあ

887:011/09/17(土) 18:17:08.77 O



888:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/09/19 01:47:28.08 0
芭蕉子さん結婚してください

ほす

889:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/09/21 19:35:19.02 0
芭蕉子さん結婚ほす

890:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/09/28 21:14:44.03 0
芭蕉子ほ

891:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/10/02 19:16:10.16 0
保守だけじゃなくて妄想も書いていけよ
同士が少なくてさみしいんだよ

892:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/10/02 22:58:35.46 O
芭蕉子さんは結婚より事実婚のほうが萌える
「心のまわしをしめろ!」「恥ずかし~親にも見せたことないのに~」「パンらはぎ!」
とか言ってるうちに気がついたら子どもこさえてて、
二人目が入ってるお腹抱えながら「?」ってなってたらいいじゃないか


ちなみに現代なら、初の妻ご懐妊に珍しく浮き足立ってる弟子男に
「今日病院の日ですよね?胎児の様子はどうでした?母子手帳はもらってきましたか?」と聞かれて
「検査中ジャンプ改読んでたからよくわかんない…」と答えるアホな妊婦になるんじゃないかと思った

893:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/10/03 20:58:23.74 O
891の妄想聞いてやろうじゃまいか

894:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/10/04 00:04:48.23 0
来いよ>>891、恥なんか捨てて掛かって来い

895:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/10/06 23:40:13.48 0
妄想してたらSSになったんで投下

太子♀×妹子♂で7レス

・後天的にょ太子
・でも太子攻め
・おっぱいおっぱい! 挿入はありません

896:太子♀×妹子♂1/7
11/10/06 23:41:51.32 0
目を覚ますと、目の前におっぱいが出現していた。

仰向けの私の視界の先に、肌色の山。頂には一段色の濃い円と、その中心に天を向いたポッチ。それが二つ、左右に連なっている。
何度まばたきを繰り返しても、おっぱいだ。
首だけを回して、周囲を窺う。朝日差す私の部屋、私の布団、私は私、聖徳太子。
夢の世界じゃないし、あの世でもない。現実だ。
なんでここにおっぱいが?
疑問はさておき、回らない頭でとりあえず掴みにいく。
無防備なおっぱいがあればまずは掴め、そして揉め! それが聖徳式おっぱい愛撫術だ、成功したことないけど。
目測を誤り、私の手は空を切った。おっぱいはどこだ。
ぽすん。
勢いのままに、私の掌が乳丘に埋まる。
ふやっ、と伝わる甘美な感触。なんという、まろやかな柔らかさか。それと共に、私の胸にむずがゆい掌の感覚。
空を切った手が向かった先は、私の身体だった。
ああ、なんのことはない。このおっぱいの主は私だった。

まあそんなこともあるだろう、なにせ私は飛鳥時代のスーパースター、聖徳太子なのだから。
朝起きたらマッチョだったとか、顔が変わっていたなんてのは、日常茶飯事だ。ただ、おっぱいが生えていたのは初めてではある。
寝ぼけた頭を振り払うように、私はむくりと起き上がった。
布団の上で、あぐらをかく。
「……ぉおっほぅ♪」
思わず感嘆の声が出た。
おっきい。
寝そべっても形をなしていたそれは、今や見事な曲線を描き、お椀のごとき隆起を誇っていた。
見下ろしても、おっぱいに阻まれてへそが見えない。

「小玉メロンくらいあるんじゃないの、コレ」
こぼれそうなおっぱいを、両手で持ち上げる。寄せて、あげて、すくって、揉んで。柔らかなおっぱいはそのたびに容易く形を変えた。
この圧倒的質量は、なんという愉快な感触だろう。
パッ、と手を離す。
重みに耐えかね、ゆさっ、ゆさっ、と揺れて落ちた。うん、まぎれもなく本物だ。
大きさと形、柔らかさと張りのバランス、乳首も乳輪も健康的なピンク色で、実に申し分ない。
少しいじると、すぐに乳首はピンと立った。感度も良好、いいおっぱいだ。
「うーん、ナイスバデー」
あちこちめくったりひねったりして確認した結果、どうも完全に女体と化したらしい。

897:太子♀×妹子♂2/7
11/10/06 23:43:22.87 0
ううむ、困った。
今まで30余年、一応男として生きてきた身としては、初めそう思ったのだが、まあいいかと思い直す。
これはこれで。
ちんちんときんたまがなくなったのは元男としてとても悲しいが、人類の至宝のようなおっぱいがこの世界に誕生したことは、とても喜ばしい。
それに、こっちの方がモテるかもしれないし。
摂政でイケメンの私がもてないのはおかしい、世の中で百合が流行っているに違いないというのが、私の推理だ。

『聖徳太子お姉さま、わたしと姉妹の契りを結んでください』
『ダメよ、お姉さまは私のものよ!』
『いいえ、わたくしとよ!』

かわいい女の子が次々と寄ってくる光景を思い浮かべた。
うふふ、悪くない。次に作り直す新十七条の憲法のひとつはこれで決まりだ。

しかしその前に、このいいおっぱいを見せびらかしたい。
竹中さんは面白がってくれるだろう。馬子さんの反応はどうかなあ、ちょっと読めない。
それよりも、まず。
「妹子のアホに見せてやろうっと」

昨日もしょうもないことで、あいつとケンカをした。
上司を上司とも思っていないあいつは、私のやることなすことにケチをつける。
やれ仕事をしろだの、それはありえませんだの、とにかくうるさい。
不埒な妹子の態度にはイライラさせられっぱなしだ。
近頃調子に乗ってる小野妹子を、こらしめてやる。あいつのことだ、こんなパーフェクトなおっぱいを見たら、
「聖徳太子様、大変申し訳ございませんでした」
って土下座して謝ってくるに違いない。どうせ童貞か、それに毛が生えたようなもんだろ、あいつは。
その様を想像して、くふふと笑みが漏れた。
ざまあみろ妹子、おっぱいは正義、おっぱいは正義!

善は急げ、ジャージをひっかぶると、私は床を飛び出した。

898:太子♀×妹子♂3/7
11/10/06 23:46:41.95 0
「おはよう妹子」
「あ、太子おはようご……ざい、ま……」
出仕途中の妹子に声をかけてやると、その挨拶はリズムが変わるごとに、顔の表情も変わっていった。
最初は目を見開いて、次に眉をひそめて、最後にはぽかんと口を開けたマヌケづらで。
私はフフン、と鼻を鳴らした。
ゆったりとしたジャージをもってしても隠しきれない、聖なるおっぱいに気付いたか。
今までの非礼を素直に詫びるなら、特別に触らせてやらんこともない。
どうだ、と誇らしく私は胸を張った。張りすぎてブリッジ状になってしまった。つらい。
早く私のおっぱいの前に平伏しろ、アホ芋!

「やっぱり……」
「え、今やっぱりって言った? やっぱりってどういうことよ、なに、これお前の仕業?」
私は妹子に詰め寄った。
俯き気味に小さくつぶやいた妹子の言葉を、聖徳イヤーは聞き逃さない。原因不明かと思っていた女体化は、妹子のせいだったのか。
「わああ、近寄らないでください、変態!」
妹子は迫る私を突き飛ばさんばかりに、逃げようとする。女になっただけだというのに変態扱いで、こっちを見ようともしない。なんたる部下だ。

「変態はひどくない!? なんにもしてないのに」
「サナギが蝶になる意味でです、太子。ていうか、覚えてないんですか」
「あ、そう、そっちの変態……え、なにが?」
覚えてないかと聞かれても、なんのこっちゃ心当たりがない。首をかしげると、妹子はわざとらしくため息をついた。むかつく。
「昨日、僕と言い争ったでしょう、今は百合の時代とかなんとか」
ふむ、言われてみればそうだったような気がする。
いちいち妹子とのケンカの内容なんて覚えてられんからな、どうせ顔を合わせりゃケンカするんだから。
「アンタ、『私が女だったらモテモテ街道まっしぐらなことを証明してやる』ってタンカ切ったでしょうが……性別の壁すら簡単に越えてくるとは


ふうんなるほど、それで「やっぱり女体化しやがった」ってことか。どこにどう力を入れたら女になったのか、さっぱりわからんけど。
「早く元に戻ってくださいよ太子、気持ち悪いんで」
「なにをー!?」

妹子は吐き捨てるようにそう言うと、さっさと出仕して行った。
この芸術的なおっぱいを気持ち悪いとか、どんなセンスしとるんだこのセンス悪夫!

899:太子♀×妹子♂4/7
11/10/06 23:47:57.74 0
さて、半日が経った。

「つまらん……」

面白いことが起こるかと期待していたのに、特に何もない。
当然人にはまじまじと見られる。主におっぱいを。そこから先は、見なかったふりや、おっぱいだけチラ見くらいの反応で、退屈だ。
遠巻きにヒソヒソと噂されるだけで、それじゃいつもと変わらんじゃないか。
挨拶もそこそこに、いきなり揉みしだくようなおっぱい星人はこの朝廷にいないのか!?
まあ、そんな変な輩には触らせたくないのだが。
ちなみに馬子さんに見せたら無言で去っていった。後で馬子キッス(黒)級のお仕置きが待ってそうで、ちょっとこわい。
このままでは宝の持ち腐れ、竹中さんに会いに行こうかと思ったが、その前に妹子をからかいに行くことにする。

あいつの反応は、おかしい。
だいたいの男はまず、おっぱいを見て、顔を見て、もいちどおっぱいを見て、あとは無関心を装う。装えていないのは愛嬌、愛嬌。
みなまで言わずともよい、男たるもの、当然のたしなみだ。
妹子の場合、ろくに見もせず近寄るなだの気持ち悪いだの、触れるものみな傷つけるその態度には、余裕というものがない。ナイフか、お前は。
私を男のときと同じように扱おうとして、無理をしているに違いない。
「まったく、ああいうのをむっつりスケベって言うんだよなー」
からかい甲斐がありそうだ。

足取りも軽く妹子を訪ねると、妹子はひとり、机に向かって仕事をしていた。書類を書いているらしい。
しめしめ、都合がいい。
私は気配を殺して忍び寄った。音を立てないよう、膝立ちで真後ろにしゃがみこむ。
目隠しと共に、くらえ妹子、聖徳肉メロンアタック!!

「だ~れだ?」
「!!」
妹子の筆が止まった。
突然の暗闇に戸惑ってか、それとも背に感じるおっぱいの質感に圧倒されてか。まだ、その表情はうかがい知れない。
「……太子」
「お、よくわかったな」
目隠しをとって、妹子の肩に手を移す。同時に、いっそうおっぱいを押し付けてやった。正解の褒美だ、受け取れ、果報者!
むぎゅっ、とおっぱいが私と妹子の隙間で圧縮される。つぶれおっぱいでぐいぐいと無遠慮に圧迫すると、妹子が身を固くするのがわかった。

900:太子♀×妹子♂5/7
11/10/06 23:49:30.23 0
「に、においでわかります」
「今日の私はそんなに臭くないぞ!? フローラルの香りだ」
不思議なもので、女体化したことで、私から漂うハーブの香りは花のようなかぐわしさへと変化した。何だろコレ、フェロモン?
「フローラルというより……ラフレシアって感じですけど」
コノヤロー、誰が腐敗臭だ、誰が。まったく、口が減らない。
でも、耳が赤くなってるのが背面の私からはまるわかりだ。おっぱいでわかるって、素直に言えばいいのに。ウププと漏れそうになる笑いを懸命に

こらえた。
その小刻みな揺れで、おっぱいもぷるぷる震えた。おお、これはなかなか……いい塩梅。
「……あの、太子」
「ん? 何だ?」
「その、胸が当たって―ます」
私の男扱いを諦め、意を決して言ったのだろう、妹子は恥ずかしそうに俯いた。
ああ、こりゃこいつの頭の中、おっぱいでいっぱいだな。重畳、重畳。

「当ててんのよ」
「…………」
楽しげな私の声に、妹子は一瞬絶句した。
「な、なに考えてッ……!」
「ん? 楽しいから」

妹子の頬にカッと赤みが差した。からかわれている、と妹子のプライドに障ったのかもしれない。
けれど妹子は抵抗をしなかった。「……痴女」という囁くような声が、ひょっとするとそうだったのかもしれないが。
V・I・C・T・O・R・Y !! 私のおっぱいが妹子に勝った瞬間である。
勝利を収めたのだ、ここでやめてもいいのだろう。しかし私は、止める術を失っていた。
なぜ妹子におっぱいを当てるのか? 理由はもうひとつあった。
気持ちいい。性的な意味で。
妹子の背中に押し当てた刺激で、乳首は既に硬く勃ちあがり、そのじんと甘い感触が、下腹へとダイレクトに響く。

901:太子♀×妹子♂6/7
11/10/06 23:50:23.78 0
更なる刺激を求めて、私は腰を一歩進めた。股の間に妹子をはさむようにして上半身全体を密着する。妹子の肩に顎を乗せた。
「はぁ、ンッ……」
過敏になっていた乳首がスリっ、と擦れて、切ないような心地に思わずえっちな声が出た。
妹子は無視を決め込んでいたようだが、さすがに耳元のこれにはびくりと背中が揺れた。
もう一度味わいたくて、おっぱいを擦るように身体を動かす。
「あ…、あっ……」
脳天から下腹までを貫くような新感覚に、腰が動いた。幾重に守られたちいさなお豆に刺激が伝わり、恥骨をぐりぐりと妹子の尻に押し付けた。
「あ、んンッ……イイ…」
はあ、と吐き出した私の吐息が、妹子の赤い耳にかかる。
なんかセックスみたいだな、これ。まあ、オナニーなんだけど。
誰かに見られては言い逃れのしようもない状況に、ますます私の興奮は高まり、股ぐらがぬるぬるしてきた。
たしかに。私、痴女かも。
開き直って、胸元のファスナーを下ろした。ぽろんと溢れでた、ジャージからはみ出る白い生おっぱい。やっぱり美しいぞ、私のおっぱい。

生乳の、ピンと張りつめた生乳首を、そっと押し付けて擦った。
「ひィ、ン……っ!」
ジャージの厚い生地越しとは段違いの刺激に、悲鳴のような声が出る。下から上へと乳首が擦れるたびに、腰が蠢いた。
「あっ……ぁンッ、ッあ、あ、あ、アヒッ……!」
おっぱいだけで、イケそうかもしんない。ひっきりなしに喘ぐ私の口はよだれでベトベトで、拭う余裕もない。
それは下の口も同じで、触れてもないのにぐちょぐちょだった。
もう何でもいいから中に何かほしいくらいなのだけれど、そういえば妹子はどうなのだろう。

私ばかりが気持ちよくなっているのもなんだ、妹子にもサービスをしてやろう。
これこそが摂政の部下への心遣い、私は妹子の股に手を伸ばした。服をめくって、白袴に指を這わす。
「ちょっ……太子!」
意図を察して、妹子はさせまいと暴れるが、もう遅い。熱くて硬いものが、しっかりとこの手に伝わった。
なんだ、ちゃんと反応してるんじゃないか。この朴念仁は、こんなときどうしたらいいかわからんのだろうなあ。
哀れみの念を込めて、扱いてやろうとしたら、
「……ッ、やめろ!」
大きな声とともに、突き飛ばされた。

902:太子♀×妹子♂7/7
11/10/06 23:53:19.18 0
ドッ、と背中から倒れ込む。受け身も取れず、けっこうな勢いで、痛い。
「いてて……お前な、加減ってものを……」
起き上がりざまに文句を言おうとしたら、真剣な顔の妹子がいた。
顔は赤いし、目は潤んでる。
ちょっと息を切らして、眉間にシワがよってて、怒ってるんだか泣きそうなんだかわからない表情で、私をじっと見つめてくる。
これはなんだか、こう……そそる。泣きそうな表情で、下半身はギンギンだとか、もっといじめたくなるじゃないか。
ムラっとくる。うんと泣かせてやりたい。
妹子とセックスするなんて今まで考えたことなかったけど、ありかもしんない。
今の私はパーフェクトおっぱいまるだしだ。おっぱいに導けば揉むくらいするだろ、唐変木の妹子でも。
ほれほれ、おっぱいだぞ? お前好きだろ、おっきいおっぱい。
そっと、妹子の手を掴んだ。ぴくり、と反応したが、抵抗はしない。

「……僕は―」
妹子は口を開いた。
しかしそこで止めるものだから、私の動きも止まる。
妹子がどうしたいのかわからず、動くに動けない私は宙ぶらりんで、居心地が悪い。時が止まったように感じた。
何だよもう、言いたいことがあるならさっさと言え。
覗きこむようにその表情を窺うと、サッと目を逸らしやがった。
「……僕は、あんたの遊びにつき合ってる暇はないんです。失礼、します!」
妹子は一気にそう言うと、あっけにとられた私の手をはがして、足早に去っていった。

「なんだ、あいつ」
持て余した性欲を今から発散させるだろうに、何カッコつけてんだ、あのアホ。
「ていうか、私のコレ何とかしてけよ!」
あああ、もうちょっとでイケそうだったのに。あーあ。
ぬちょぬちょにしたたり落ちるお汁が気持ち悪い。もぞもぞと内股をすり合わせた。
このおっぱいに何の不満があるというのだ、ぜいたくな奴め。

やはりあいつは調子に乗っている。次こそ、このおっぱいで生意気な妹子をこらしめてやる!
今度は正面からだ。男のロマン、ぱふぱふでどうだ。それともあいつは即物的なパイズリの方が好みだろうか。
なので、しばらく女でいることにする。できるのかしらんけど、私ならできるだろ、多分。
妹子が音をあげるまで! その日まで、私がんばる!


(終)

903:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/10/07 00:26:01.14 0
初のリアルタイムがにょ太子とか美味しすぎてはげそうです乙です続編待ってますパイズリが大好きです。

904:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/10/09 18:53:33.21 0
>>903
ある日突然女の子になってしまった、後天的にょたによる
「あててんのよ」シチュは萌えるのではないかと妄想した結果があれだよ!
完全一発ネタなので、続編はあまり期待できそうもない

他キャラで妄想

・妹子の場合
女体化の事実を受け入れて女として生きていく決意までで一悶着
しかし見た目がたいして変わらないので太子に女扱いされない。その悔しさから、すげードキドキしながら
妹「当ててるんですけど」
太「え、何を?」
貧乳すぎてただのスキンシップと受け取られ、不発に終わってorz
後々意図を知った太子が、貧乳を哀れに思って竹中さんに教わった豊乳マッサージをしてあげたらいいと思う

・曽良子の場合
にょた? ああ、これなら芭蕉さんと一緒になれますね、と超然と受け入れる曽良子
ありえない展開に現実逃避して、曽良くんは男だ、男、あれは幻だ私の妄想か何かだと
背を向ける芭蕉さん「なにこれ? やわらかいものが背中に」
曽良子「僕の乳房です。当ててるんですよ」
そしてまんまと芭蕉さんを陥落させ既成事実を作る、おそろしい子……!

・芭蕉子の場合
にょただろうが曽良くんからの扱いは一緒なので、優しくされたくて一生懸命女アピール→ことごとく失敗
「当ててるんだけど」は報復が恐ろしすぎて妄想でも失敗、とてもできないと諦める
しかし転んで挫いておんぶしてもらって、曽良くんの優しさにギュッとしがみついたら
天然に「あててんのよ」状態で、わざとですか、誘ってるんですねと弟子に青姦でおいしく頂かれる

905:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/10/11 22:48:01.64 0
新規SSをWikiに入れましたが、不備があったら編集お願いしますorz

906:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/10/12 12:32:30.15 0
あれ、なんかWikiに行けないんだが・・・

907:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/10/13 18:04:50.37 0
ほす

908:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/10/13 21:39:37.16 0
>>1を読めない子はシマッチャオウネ

909:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/10/23 22:13:39.48 0
ほしゅ

910:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/10/31 00:37:42.49 0
にょた同士で一本のマフラーを二人で巻くとかしてほしい
身長差があまりなさそうな太子と妹子とか、親友組ならいける
にょた同士のいちゃいちゃかわいい

911:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/11/06 16:25:47.71 0
細道なら…曽良が拒否りそうか

912:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/11/12 12:44:23.05 0
曽良って良子のとき?
芭蕉子さんの場合だったら
時と場合に寄るだろうけど

芭蕉子「最近さむいねー、じゃーん長めのマフラーあるんだけど一緒にドゥ?」
曽良「そんな雑巾みたいなの触れるのも遠慮します」

とか言いながらなんだかんだで一緒に巻いてあげるようなイメージ

913:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/11/18 18:02:40.17 0
保守ついでにカキコ

ハリのあるバストを持った良子は蕉子さんのことを「垂れ乳」とナジってればいい

914:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/11/18 20:13:45.50 0
芭「き、君だっていつか年を取ればこうなるんだよ!
  果物だって肉だって腐りかけが一番うまいっていうだろ、女体だって一緒だよ
  私のは完熟ボディだよ、熟れ熟れだよ! …ってなに勝手に触ってんの!」
曽「ああ、確かに。ハリもツヤもコシもないぶん、手に吸い付くような感触ですね」
芭「ダメ髪みたいに言うなあ! …ふわぁっ……、ああん……だ、だめ曽良くんッ……」
曽「では、腐る前の一番おいしいときに食べてしまわないといけませんね」
芭「ああぁッ、ダメえ、乳首はだめっ、吸っちゃ……ひあ、あっ!」


妹子(貧)は太子(巨)のおっぱいに興味津々なんだけど
「揉んだら負け」感があって揉みに行けず悶々とする
「女同士なんだから気にせず揉めばいいのに、へんなやつー」と太子は思っている
「私のおっぱい、お前に少し分けてやりたいよ」とか無神経な発言もして凹られる

915:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/11/23 19:04:42.78 0
芭蕉子ちゃんは、乳首だけでイケると思う。

916:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/11/30 00:10:32.40 0
ふぅ

917:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/12/12 00:10:11.22 0
ほす

918:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/12/23 14:59:17.72 0
>>895-902
久々に来たらネ申降臨してた!GJ!
ぜひ続きも読みたいです

919:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/12/23 17:43:27.17 0
サンタコスにょ妹の季節ですね

ノースリーブミニスカケープ付きのサンタ服を作って太子!
「キャバクラじゃねーか!」って文句言いながら、妹子なら着てくれる

920:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/12/23 17:58:00.17 0
やっと人が来たwwww

細道なら
夜なべして芭蕉さんが作ったミニスカサンタ服を
切り刻む曽良子か、
嫌がる芭蕉子さんに無理やりサンタ服を着せて
「見れたものじゃないですね」とか言いながらおいしくいただく曽良くんとかかな


921:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/12/24 00:58:26.45 O
クリスマスはミニスカサンタだけではないぞ
全裸に首輪と角をつけてトナカイコス
全裸に生クリーム塗ってイチゴと砂糖菓子のせてケーキコス
裸のモミの木(つまり全裸)に玩具を飾り付けてツリーコス
身体がけいれんする度にベルがなるよ

922:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/12/25 00:00:50.74 0
トナカイコスは全身タイツがいいなと思った
なんか全裸よりエロそう。えっちのときは股だけ破ればいい。
閻魔にお願いしたい

ケーキコスはいろんなキャラで見たいな
そして複数から舐めとられて欲しい、女体ケーキプレイ
こっちからもあっちからも、とめどない刺激にアンアン言ってほしい

ツリーコスは芭蕉さんしか思い浮かばなかった
全身洗濯バサミで挟まれてて、その先には玩具が吊るされている
落っことしたらひどい折檻が待ち受けているプレイ

923:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/12/27 12:06:34.05 0
今年は日本的に大変な年だった気がしたけど、ここ読んだらそんなことなかった気がしてきた

924:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
11/12/31 00:13:33.23 0
さて、今年ももう終るけど・・・

来年はもっとヒヨラー&にょた好きが増えればいいのに!!


925:ギブ&テイク 0/11
12/01/06 01:02:50.17 0
あけましておめでとうございます。
本年も女体化ぱっひょい!
冬の原稿の息抜きに書いてたものが形になってきたので投下。

11レスお借りします。
6/11から竹中♂×太子♀18禁相当
一応、前篇。


【諸注意】
・後天的にょ太子
>>895-902の続き(のつもり)なので、基本は妹太妹のはず
・でも竹中×にょ太子
・竹中さんが当て馬状態(と言っていいのかなんなのか)

926:ギブ&テイク 1/11
12/01/06 01:04:06.82 0
女の身体って、案外めんどくさいものだった。
ムラムラッと来たら、男みたいに一発ヌいておしまい、だったら話は早いのに。私のワガママボディはそんな単純なもんじゃない。

気持ちはエロエロなのに、あんまり気持ちよくならないとき。あまり盛り上がらずに、とりあえず軽くイって終わっちゃったとき。
そんな侘しいひとりエッチも珍しくない。
こころとからだが、ひどくアンバランスだ。女の子って、みんなこうなのかな。

「セフレがいたら便利なのに……」
今日もうまくイくことができなかった。残念な終わり方に、溜息をつく。半端に潤ったお股がもにゅもにゅして、気持ち悪い。、
私のひとりエッチは、クリトリスを指で弄るやり方だ。濡れてきたら愛液を掬うとか、入り口をさわってみるくらいのことはするけど、
これでは深い満足を得にくい、かもしれない。
そのへんの不満を、なんとかうまく私を気持ちよくしてくれるセフレがいたらいいんじゃん! と天才の私は思ったわけだ。
充実したセックスライフ、素晴らしい!
そう思うのだが、変な輩に私の身を任せるつもりはない。
というわけで、候補は自然顔見知りになるわけだが、約一名にはすげなく断られた。


***


「お断りします! っていうか、アンタ誰彼かまわずそういうこと言ってまわってるんじゃないでしょうね!」
妹子は猛烈な勢いでまくし立ててきた。あーもう、相変わらずうるさいな。
「アホ、誰彼かまうわ! 私はビッチじゃないんだ……ただ、気持ちよくなりたいだけなんだよ!」
「それをビッチって言うんじゃないですか、世間では」
「え、そうなの?」
いつの間に世間はそんなに倫理に厳しくなっていたんだろう。びっくりだ。
だけど、私だってここを譲るわけにはいかんのだ。

927:ギブ&テイク 2/11
12/01/06 01:05:11.37 0
「だってなお前、オナニーしたら気持ちいいだろ? アヘアへ言いながら『いぐ、いぐ、おらイッちまうだ!』って叫んで出しちゃうだろ?
妹子の場合」
「だれが……ンなこと言うか!」
サッと妹子の頬に赤みが差した。動揺するとツッコミのキレが悪くなるな。
『妹子はそんなこと言わない』、だあ? オナニー自体はバンバンしてるって自白乙。
男って単純なものだったんだなあ。かわいくすら思えるよ。腹立つくらいにな!
「女の身体だとそう簡単じゃないんだよ! いろいろあるんだよ、女には」

私はつい先日女になったばっかりだ。大きなおっぱい、細いくびれ、桃みたいにすべらかなお尻を手に入れて得意の絶頂だったが、
肝心の性の内容に落とし穴があるとは思わなかった。まして、こんな身体の悩みを相談できる相手もいない。
他にいないのかな、女体化したやつ。

「じゃあとっとと男に戻ったらどうですか」
「やだ! 百合ハーレムを味わうまでは、絶対に戻らん!」
握りこぶしで主張する私に、妹子は深い深いため息をついた。
「もう帰ってください、仕事の邪魔です」
「おいこら、私を邪険にするな、私を誰だと思って……」
「ここは朝廷です。馬鹿なことばっかり考えてないで、仕事しろ!」
部屋から強引に押し出され、目の前でピシャリ、と戸を閉められた。

おのれ妹子、なんたる無礼か!
その場で立ち尽くしたまま、私は空を睨みつけた。炎のように立ち上る怒り。私をこうまでイラつかせるのはコイツくらいだ。
「バーカバーカ、妹子のバーカ! 百貫デーブ!」
感情のままに叫ぶと、戸がわずかに開いて妹子が半分だけ顔を出す。お、なんだなんだ?
「くれぐれも、僕以外の人にそういう変なことを言わないでくださいよ、変太子」
「誰が変太子じゃ!」
再びピシャリと戸は閉められ、風圧で私の髪が乱れた。
私の抗議は、無視だと。聞く耳もってませんと。

ム・カ・つ・く……!
あああ、もう、あンの芋野郎どうやったらギャフンって言うの?

928:ギブ&テイク 3/11
12/01/06 01:06:07.48 0
「わかってないよなあ、あいつは、まったく……」
ムラムラエロエロな欲情状態を半端に抱えるより、気持ちよく一発すっきりすれば気分爽快で仕事もはかどるだろうに、おバカ!
まあ……しないと思うけど、仕事。
女だってエッチだ! ということを、わかってないに違いない。これだから童貞は困るよ、まったく。

ぷりぷりと怒れる私は、そういった顛末でまた妹子とケンカしたことを竹中さんに報告した。
そうか、と微笑んで竹中さんは相づちを打つ。
たまに右から左に受け流してるときもあるけど、悩み事の本質をズバリと突いてくれるし、親切だし、なんでも話せる大好きな友人だ。

「ふふ、バカだな」
フッ、と竹中さんはクールに笑った。
その反応を待ってましたとばかりに、私はパンと膝を打つ。
「そう! バカなんだよあいつは! ほんとバカ」
「イナフもだけど、太子もだよ」
「えええ、私も!?」
なんで私までバカなんだろう。竹中さんをじっと見る。目が合うと、ニコリと笑いかけてくる。冗談だったのかな?
笑顔に阻まれて、真意が読めない。
まあいいや。相談とお願いごとを聞いてもらおう。

「そういうわけでさー、性欲をなんとかしたいって話なんだけど、セフレ作戦は失敗したから、いっそオナニーを極めようかと思うんだ」
「へええ」
「でもさあ、ちょっと、こう……なんていうか」
言い淀んだ私を、竹中さんは優しく促す。
「どうした?」
「うん……怖いんだよね」
生まれつき持ってるものじゃなくて、ある日いきなりできた未知の性器だからなのか。
中に興味はあるし、濡れてると思うのに、指がちっとも入っていかない。
それで私はクリ派になった。ならざるをえなかった。
なにが駄目なのかなあ、と落ち込むことしきり。
すっかり私は女としての自信をなくしていた。こんなにいい身体をしていても、「女」を楽しめないんじゃ、意味がない。

「だからさ竹中さん、いっそ私の処女もらってくんない?」

929:ギブ&テイク 4/11
12/01/06 01:07:44.09 0
私の提案に竹中さんはさすがに驚いたらしく、その蒼い瞳が大きく見開いた。
うーん、きれいだなあ。水晶みたいにキラキラしてる。やっぱり、ヒトのものとは違う。
ためらいがちに、竹中さんは口を開いた。
「……それを、イナフに正直に言えばよかったんじゃないのか」
「え? 妹子に?」
「怖い、って」
「そんなこと言ったら、馬鹿にされるに決まってるじゃない」
「そうかな?」
「そうだよ、鼻で笑って嫌味のひとつも言ってくるよ、あいつは」

本当は、妹子はそんなこと言わないってわかってる。
私が本当に悲しいとき、へこんだとき、隣にいてなぐさめてくれる。根はいいやつなのだ。
だけど、オナニーも自分一人じゃ満足にできない太子、なんて妹子から哀れみの目で見られるのは、真っ平ごめんだ。
私はあいつの、上司なんだ。あいつは私を尊敬して、後ろから黙って付いてくりゃいいんだ! 
お前は私の尻を指をくわえて眺めてろってんだ! 芋のやつめ!
「だいたい、私からセフレの申し出とかおかしいんだよ!」
間髪入れずに断られたことを思い出すと、また怒りがぶり返してくる。
「あいつからスライディング土下座してお願いしてくるなら、考えてやらんこともないけどさー」
だけど、妹子はそう簡単に折れないだろう。強情さは折り紙つきだ。プライド高男は立場というものをわかっとらん。

「だから、あいつのことはもういいの。それより、自分で中を弄れるようにしてもらいたくって……どうかな」
あまり竹中さんに負担は掛けたくない。
だから、一回こっきりだ。最初からえっちがイイ、なんてことはないし。貫通してもらえれば、あとは自分でなんとかする。
「太子の頼みなら、断れないな。……本当に、それでいいのか?」
「いいよ別に。惜しいもんでもないし」
聖徳太子は処女厨お断り! おことわる!

930:ギブ&テイク 5/11
12/01/06 01:08:49.86 0
竹中さんはちょっと難しい顔をした。
「指が入るようになればいいんだろう? だったら、無理にしなくてもそこまででいいんじゃないか?」
「それじゃあ、竹中さんはつらいだろ?」
ぬれぬれツヤツヤのまんこを見たら、そこに突っ込みたいのが男の本能だ。その瞬間だけは、まんこの本体なんかどうでもいい。
どうでもよくはないのだけれど、まんここそが本体、とちんこが錯覚させるのだ。ちんこよ、お前は大した奴だ。そしてバカだ。
若かりし頃、男の私がどれだけその手のハニートラップに引っ掛かったことか。
そのぶん私には、お預けの残酷さが身に染みてわかっている。


献上されてきた馬の里を、妹子を誘って訪ねたことがあった。
黒駒を始め、名馬をたくさん輩出してきたその里で、種付けの現場を見学した。
馬にも好みがあって、いい雌馬といい雄馬がいて、その間に子を産ませたくても、雌馬がその気にならなきゃ交尾は始まらない。
そこで出てくるのは、当て馬だ。
雌馬の好みの馬をあてがって、その気にさせたところで、種付けする雄馬と交代させられる。
「ただただ、女のアソコを濡れ濡れにさせるだけの簡単なお仕事です」背中にそう書いてあるのが私には見えた。
私は泣いた。悲哀と憐憫ゆえに、泣いた。妹子も感じるところがあったんだろう、真っ赤になって俯いてた。
慰めに当て馬の肩を叩いたら、蹴られたのは余談である。


閑話休題。
竹中さんとは、友人としてギブ&テイクの間柄でいたい。だからこうするのがベストかな、と思ったんだけど。
ううむ……、と竹中さんは唸った。子供のころから外見もなにもかも変わらないこの人は、長寿ゆえにたまに年寄りくさい。
いくつか聞いたことないけど。
やがて竹中さんはぽつりと、私も男だからね、と少し照れくさげに笑った。
決まりだ。

931:ギブ&テイク 6/11
12/01/06 01:11:03.30 0
脱いで、横たわって、脚を開いて待つ。
「太子、脚は男に開いてもらうものだよ」
苦笑しながら竹中さんも上だけ脱ぐ。
「もしくは開いて、って言われたら恥じらいながらゆっくり開くといい」
「えええ、めんどくさい……いやもう、セフレ作戦は終わったからいいよ、それは」
「これを敷くといい」
と、トレーナーを寄越して来た。紳士だなあ。私のジャージと合わせると、なんとか地べたに背中をくっつけなくてもいいくらいになった。
竹中さんはゆっくりと周辺からさするようにして、私のおまんこに手を伸ばした。
柔肉をゆっくりとおし広げて、茂みをかき分け、中心へと指が向かっていく。
風通しがよくなって、スースーする。私のすべては今、竹中さんに丸見えだ。
「私の、変じゃない?」
せっかくだから、気になってたことを聞いてみた。自分じゃ見えないし、形すらわかんない。自分の身体なのに。だから怖いのかもしれない。

「いいや、綺麗だよ」
「ほんとに?」
「ピンク色でつやつやしてて、小陰唇もキュッとまとまってる。大陰唇はふっくらして……餅みたいだ。毛も薄めで可憐だし……
ああ、クリはちょっと小さいかな」
そう言いながら、ひとつひとつを点検するみたいに竹中さんは指でなぞる。
「よかったぁ……あっ、あ……」
誉められるとうれしいな。じんわりと心もほぐされるように、クリもこねくりまわされていく。
自分でするのとはまったく違う、武骨な男の指で皮ごしに擦られ、私の脚がびくりと動く。

「濡れてきたね。でも」
「はぁっ……あッ」
ぬるぬるの中心に竹中さんは指を置いた。くりくりと円を描くように撫でさする。
「まだ濡れが足りないかな」
「えっ……これじゃダメなの?」
いつもこのくらいで挿入れてみようとがんばってたのに。まだまだだったんだ!?
無駄な努力だった。ガーン、とショックを受けた私をよそに、竹中さんは指をどけた。
ぐい、と脚が広げられ、そこに竹中さんの金髪が埋まる。
「あっ、なに……ひゃぁッ……!」
ぬろん、とした温かい湿ったものが蠢いた。
ピチャ、ピチャと水音がたつ。竹中さんの舌で舐められているのだと、それでようやく気付いた。

932:ギブ&テイク 7/11
12/01/06 01:13:24.86 0
竹中さんの愛撫は優しかった。
舌を尖らせ中に差し込んで、丁寧に、丁寧に出し入れする。時々鼻でクリトリスを圧迫したり、おつゆを飲むみたいに吸ったり、
じっくりねぶったり、ぺろぺろと舐めたりで、翻弄されっぱなしだ。
私は中を溶かれ、ほぐされ、かきまわされ、とめどとなく溢れる愛液にこのままどろどろに融けていくんじゃないかと思った。

「あー……あうぅぅ……」
口からこぼれるのも、意味をなさない「あー」とか、「うー」とかの呻き声ばかりで、なすがままに与えられる快楽に反応しているだけだ。
赤ん坊になったみたい。脳のどっかが焼き付いちゃったのかな。元に戻れるのかしら、コレ。
「もういいかな?」
「は、ふぅぅ……」
竹中さんが顔を離した。その隙に一息ついたところで、入れ替わりに指がじゅぷじゅぷの沼地に入ってくる。
「はぁぁッ、あ、あ、あんっ……!」
ずぷり、と簡単に指を飲み込んだことに驚いた。そっか、ここまで濡らすといいんだ。
くちゅくちゅと、中を確認するみたいにかき回した後、竹中さんは指を引き抜いた。
Gパンの前をくつろげ、そそり立った陽物を取り出す。立派なそれに、思わず私は喉を鳴らした。
私の性器と、竹中さんの性器が触れ合う。私から溢れ出たぬるぬるを、竹中さんは自身になすりつけるようにした。
そのたびに、くちゅり、くちゅ……っ、とやらしい音がする。
もう焦らさないでほしくて、竹中さんの腕を掴んだ。竹中さんの瞳がせつなげに揺らいだ。多分、私もそんな顔してるんだろう。
「ん……挿れるよ」


竹中さんが私の中に入ってきた。
「は、あぁぁン……ッ」
無遠慮に中を突き進むそれは大きくて、質量を感じる。痛くはないけど、ちょっと苦しい。
「ね……、いま、どのくらい……?」
「まだ……亀頭しか、入っていない」
ふうー、と大きく息を吐いて、竹中さんはさらに腰を進めた。
え、半分もいってないの? うそぉ……。
「ん、ンンッ……! ヒッ、……ィぎッ!」
痛い!!
いよいよ中奥へと進むにしたがって、肉が割り開かれる痛みに私の腰が泳ぐ。竹中さんはそれを手で押さえつけながら、ぐっと押し進めた。
「太子のは、中が、狭い……もう少し、我慢、だ」
クッ、と短く息を吐く竹中さんも苦しそうだ。

933:ギブ&テイク 8/11
12/01/06 01:16:23.74 0
痛くて、熱くて、逃げ道がない。
どうしようもなさにただ呻いていると、にゅるん!と突き抜けたように竹中さんの先端が奥へと入っていった。
一番狭いところを、通り抜けたみたいだ。
「あ、あっ……」
こんなに奥深くまで入ってきちゃうの? 感覚的には、お腹全部を侵されてる、って感じなんだけど。
突っ込むほうと、突っ込まれるほうでは大違いだ。
そのまま竹中さんは最後まで差し込んだ。ガツッ、と内壁を突かれ、最奥に行き当たったことを知る。
「ひッ……んンン、ぁン……」
熱くて硬いのが、私の中にみっちり詰まってる。まさに肉棒。なんとも言えない異物感に苦しんでる間、竹中さんは動かずにいてくれた。
やっと馴染んできたころに、ふー……、と二人同時に深く息を吐く。

「太子」
「ん……なに?」
「ちょっと……すごい」
「? ……なにが……?」
「君のナカが」
中がすごい? そうなの?
具体的にどうすごいのか、気になって仕方がないけど、今ちょっと息をするのでせいいっぱいで、それどころじゃない。
竹中さんは私の鈍い反応に苦笑してから、動き出した。

「あッ……あ、はぁ……」
奥から引き抜いて、また押し入れて。ゆっくりとしたピストン運動は、よく濡らしてもらったおかげか、そんなに痛くもなかった。
時々、竹中さんは壁に擦るようにする。そのたびに、はッ、はッ……と荒い息がその口から漏れた。
気持ち、いいのかな。
だったらうれしいな。
やがて竹中さんの腰づかいがだんだん激しく、スピードを増してきた。
「ああ……」
竹中さんの嘆息が、終わりが近いことを告げる。
お互いの肌がぶつかり合うぱん、ぱん、という乾いた音と、ぬくちゅっ、ぬくちゅっ、と結合部から泡立つぬめった音。
それと、息づかいだけが聞こえる。
なんか、すっごい、やらしい。動物になったみたい。
「太子、君の、ナカに……ッ、いいか?」
「ンッ……、いいよぉ、だして……」
私は頷いた。
竹中さんは私の最奥に身を沈め、数度抉るように腰を打つと、身体をブルっ……、と大きく震わせた。
「…………ッ!!」
声にならない呻きを発して、竹中さんは果てた。
あ、私の中でびくんびくんしてる……。

934:ギブ&テイク 9/11
12/01/06 01:17:53.49 0
挿入れるのも大変だったけど、抜くのも大変だった。ズコバコ動かしてるときはそうでもないのに。不思議だ。
私の中が狭い、というのもあるけど、竹中さんいわく、くわえこんで離そうとしない、とか。
なにそれこわい。いそぎんちゃくの亜種?
「んッ……ンン……く、はァッ!」
やっとの思いで竹中さんのものがずるりと這い出て、ようやく大きな息が吸える。
なんかアレに似てる、トイレのずっぽん。あれ、バッコンだっけ? アレを使ったときの感覚。
「はあぁぁぁ~……」
「おつかれ、太子」
「ありがと、竹中さん。だいたいコツがつかめた気がする」
今日竹中さんが責めた位置を、よく覚えておこうっと。いつか気持ちよくなれるかもしんない。
竹中さんはブツを収納し、起き上がった。私はまだ、動く気になれなくて、すっ裸のまま寝転がっている。
火照った身体に、風が気持ちいい。イってないけど、イかせて一仕事終えたって感じ? このまましばらくぼーっとしていたい。

「それなんだが、太子」
「ん?」
「彼氏を作るつもりはないのか?」
なに、急に。
突然竹中さんが真面目な顔で、そんなことを言うから面食らった。
「ないなあ~」
「どうして?」
「……ほら、私の夢は百合ハーレムだし?」
おどけてそう言うと、竹中さんの瞳がじっと私を見据えてくる。内面を見透かされたようで、私は怯んだ。
そうじゃないだろう? と、その瞳は語っていた。

「うん……、本当に今はそんな気ないんだ。好きだのなんだの、まめやかなやりとりとか、したくないし」
なんやかんやで男とは、ものにした女を束縛する生き物だ。そうでなければ、完全放置する生き物だ。
キャッチ・オア・リリースがモットーなのだ、奴らは。
本能だからしかたないけど、私は窮屈な思いをしたくない。だからそんなもんはいらない。
でも性欲はある。大いにある。困ったもんだ。
だからセフレ希望だったんだけど。

935:ギブ&テイク 10/11
12/01/06 01:19:26.72 0
「そうか。まあ、太子が嫌なら仕方ないが……もったいないな」
「ん?」
なにがなにが? なにがもったいない?
「さっき言ったろう、ナカがすごい、って」
「あー、あああ。言ってた言ってた。あれって、キツイってこと?」

「それだけじゃない。まずは、締めつけだ。ときに包み込むようにやさしく、ときに握りつぶすかのように激しく、不随意に締まる。
それも入り口と奥手前の、二段締めだ」
「え、あ、あぁ、はあ……」
竹中さんは目をカッと見開き、滔々と私のまんこの素晴らしさについて語りだした。その勢いに圧されて、何も言えない。
「それから襞だ。襞が深くて、擦れるとざらざらの感触がするんだ。とても気持ちがいい。数の子天井と言えばわかるか?」
「おぉ……」
「そして、吸い付き。さっき、苦労しただろう? 抜こうとすると、それに追いすがって、きゅううぅっ、と吸い付いてくるんだ。
……いや、まいったよ」
長寿ゆえに経験慣れしてるであろう竹中さんが、ちょっと照れくさそうに笑う。

「それって、名器ってやつ?」
「そうだ。それも、数百年に一度クラスの」
「す、すうひゃくねん……」
そりゃすごい。
百年単位なのかあ……次に私クラスが出てくるのは、鎌倉時代とかそんくらい?
えっ、それって、すごくない? 私、逸材じゃない?
おっぱいたゆんたゆんのバインバインで、ウエストはすらりとして、おしりはもっちり&きゅっと。
ちなみにどこ触ってもやわらかいぞ、私は。男のときは筋肉も脂肪もなかったのに、なぜ? というくらい、女の私は肉付きがいい。
そんでまんこは綺麗で、中は名器。どんだけ?

「だから、太子はセックスに向いてると思うんだが」
そっか、それで彼氏を勧めてきたんだ。これはセフレ計画の練り直しが必要かな。
「いいかい、太子。好きな男ができたら、セフレじゃなくて、恋人になって、と頼むんだ」
「ええぇ……」
だから彼氏はいらんちゅうに。竹中さんめ、釘を刺してきやがった。好きな男、ねえ。そういうのができたら、まあ……。うーん、どうだろ。

936:ギブ&テイク 11/11
12/01/06 01:22:52.82 0
「耳元で、そいつだけに聞こえるように「好き」ってささやいてごらん。オプションでおっぱいのひとつも付ければ完璧だ。
カトンボのように落ちるだろう」
「好きな男ができたらね。覚えとくよ」

なんか前におっぱい押し付けて失敗したことがあったような……まあ好きなんて言ってないけど、ていうか別に好きじゃないんだから
好きって言う必要ないよね、フケ郎にはさ!
あ、いや待てよ、演技で好き、って言ったらあのとき成功して妹子とセックスしてたのかな?
でも演技でなあ、好きです、なんて言うのは罪だろ、それは。「好きです。…嘘です」なんて言われたら私は泣くぞ。私にはできん、無理だ。
ということは結局失敗するんじゃんか、あーもう!! わけわからん!

この話題終わり!
お開きにしよう。むくりと私は起きあがった。ジャージを拾って着込む。ちょっと汗でじっとりしていた。
おしりに敷いてた竹中さんのトレーナーは、私のと竹中さん、二人分の体液でべとべとに汚れてしまった。
「竹中さぁん……ごめん、これ」
「ああ、別にかまわない。洗えば落ちるさ」
それを肩にひっかけて、じゃあ太子、と爽やかに去る竹中さんは、かっこいい海の男のようだった。向かう先は、すぐそこの川だけど。
それを見送ってから私も帰ろう。

「今日はどうもありがとう」
緩やかな川の流れに身をたゆたえた竹中さんに、ぺこりと頭を下げる。
ふと思い出したように、竹中さんは私に振り返って言った。
「ああそうだ。太子、今日のことは二人の秘密にしよう」
「? うん、いいけど……」
もとより、私竹中さんとやったんだー、みたいな下卑たことを言ってまわるつもりもない。だから、私はビッチじゃないんだってば!
まさか竹中さんまで、私を変な誤解に基づいた色眼鏡で見てるんじゃないだろうな。それはないとは思うけど。
小首をかしげた私に、竹中さんは微笑むだけで何も言わない。
なんだようー。

「また会おう」
「うん、またね」
ばいばい、と手を降って見送る。これは子供のころから続く習慣だ。
あっという間に、川の淀みに紛れてその姿は見えなくなった。

 (終)

937:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/01/06 04:58:43.24 0
うおおおおおおおお乙!!!!!!
何これめっちゃ萌えた!!!!!!!!!!!

それにしても太子と妹子かわいいなww
あと竹中さんgj

938:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/01/16 20:01:09.69 0
乗り遅れたー!
萌えたよ乙!
続編を期待していいんですかwktk

939:見しやそれとも分かぬ間に(前) 0/8
12/01/24 20:58:30.14 0
続きです。
想定より長くなってしまいました。さらに前後に分けます。
前半 太子♀×妹子♂
(後半 妹子♂×太子♀ 推敲中。2、3日中に投下します)

SSに8レスお借りします。
エロは6/8から、ただし本番は後半から


【諸注意】
・後天的にょ太子
>>925-936の続きです
・前半はにょ太子攻め

940:見しやそれとも分かぬ間に(前) 1/8
12/01/24 20:59:50.98 0
朝だ。さわやかな朝が来た。
晴れやかな気持ちで迎えた一日は、気分が違う。なにもかもが輝いて見えた。

私のギリギリもち肌も、今日はくすみなど吹き飛んでいったかのような輝きっぷりだ。
女として太鼓判を押されるだけで、こんなにも違うものなのだなあ。
いや、これはアレか、竹中さんに中出しされたせい?
コラーゲンとか、ヒアルロン酸とか、プラセンタ美容液とか含まれてそうだもん、竹中さんの精液。
「竹中さんパねぇ……」
モテるはずだよあの人!

***

気分爽快で、仕事もはかどる。
私の計画したプロジェクトがあるとてんやわんやの大騒ぎになるんだけど、今は思案中が何件かと、
上奏のタイミングを見計らってるのが一件。わりと暇な時期だ。
基本、上がってくる報告を読んで判子を押す。作業めいていて、あまり好きじゃない。

でも、人材を育てないとな。
言われるままに仕事するんじゃなくて、自分で考えることができるやつの地位を上げて、そこそこ忙しいポストにつける。
摂政直々の抜擢に、そいつは一生懸命仕事をするわけだ。そういうやつに、私と人民の間の緩衝材になってもらいたい。
私が、こういう国にしたらステキじゃない? と思っても、人民にとってそうだとは限らない。
私に彼らの心はわからない。だって私、偉いもん。

内政を変えてから、こうしたほうがいい、とか、こんなことで困っている、という報告が続々上がってくる。
問題のない報告には判を押して、終了。
自分から問題に気付いて、自分で提案、処理して事後報告までしてくれると楽でいいんだけどな。妹子みたいに。
あんまり勝手されても困るけど。だから自分ですべきことを判断できる妹子は、ものすごく重宝している。
小野妹子はわしが育てた(キリッ)

改善点のある報告書は、報告してきた奴に差し戻す。お前が考えろ、というわけだ。
今すぐにどうこうするのが難しいものは私のもとへ。ものによっては、馬子さんに丸投げする。だって蘇我家のが、お金も力もあるし。
ズバッと解決するいいアイデアがあればいいのに。そんなナイスな展開、めったにない。
あちらを立てればこちらが立たず、辛抱強く取りかかるか、放っておくか、だ。

941:見しやそれとも分かぬ間に(前) 2/8
12/01/24 21:01:14.12 0
ま、内政は今のところこれで回していこう。
問題は外交だよ。苦手なんだよなあ……。こればっかりは、誰も頼りにできないし。
ああ、お外へ遊びに……じゃなかった、外の広い空間でないと、アイデアが出ない。出ないったら、出ない!

朝廷内の私の部屋には、あまり人が寄り付かない。
隋風のでっかい天蓋付きベッドもあるんだぞ、と妹子に自慢したのに、それこそあいつは見に来ない。
ときどき馬子さんが様子を見に来て、お昼寝……否、リフレッシュ中の私をしばいていったり、書類を届けに役人が来たりするくらいだ。
書類届けマンの最たるものが、妹子だ。
なんかどうもパシられてる風で、生意気だからさもありなんと思う。
男の世界ってのも、足の引っ張りあいやら妬みやらで大変だな。
私が遣隋使に選んだのだから、責任の一端はあるのかもしれないが。

今日も妹子は書類を持って来た。
「太子、書類を届けるよう頼まれました」
「ご苦労。そこ置いといて」
「では、失礼します」
「あー、待て、待て妹子」
一礼し、さっさと踵を返した妹子を呼び止めると、迷惑そうな顔をした。

聖徳太子が声をかけてやってんだぞ!? この五位、いったい何様かしら。
まったく、失礼ったらない。
こんなにバリバリ仕事してる超キャリアウーマンが、実は名器の持ち主なんだぞう? すごいギャップだろ。
ああ、言いたい。自慢したい。
コイツは私が名器だって知らないから、今普通に接してるけど、知ったらびっくりするだろうなあ……なんせ、数百年に一度だよ、私は。
うぷぷぷぷ。言いたい。

「あのさあ、妹子……」
言いかけて、ふと思う。
なんでわかるんですか、と問われたら、竹中さんがそう言った、と答えざるをえない。
そしたら当然、なんで竹中さんはそんなことを知ってるんですか、と聞いてくる。

  答え:竹中さんとえっちしたから

いやいやいや。昨日のことは秘密だと、約束した。言っちゃダメだこれ。
「言うなの禁」が、私と竹中さんの間にある。破ればどうなるか。ヒトならぬ身と契約し、禁を破った話は枚挙に暇がない。
塩の柱になるとか、嫁が鶴になって逃げたとか。
安易にあちらの存在と約束をしてはいけない。ま、私クラスになればどうとでもなるけど。

942:見しやそれとも分かぬ間に(前) 3/8
12/01/24 21:02:46.29 0
「なんですか?」
黙り込んだ私を、妹子は怪訝な目で見てくる。
うーん、自慢できないのかあ……こりゃ残念。実際に試してもらうしかないのね。
よし。

「今ちょっと名器について考えてた」
「はああ!?」
「お前、名器の持ち主と巡りあったこと、ある?」
「名器って……あの、どっちの」
「こっちの」
股をおっぴろげて、パン、と一発股間を叩く。
妹子は頭を抱えた。
あ、コイツ童貞だったか。聞くだけ無駄だった。

「……最近、なんなんですかアンタ」
「んー?」
「人をからかって……悪趣味にもほどがあります!」
きっ、と妹子はにらみつけて来た。その瞳の中に炎が見える。おお、こわいこわい。

私は不敵な笑みを浮かべた。
「お前さあ、男と女が密室にいたら、やることはひとつだって、思わん?」
「……思いません、バカにするな!」
「こぉんなにいい女がさあ」
「自分で言うなよ」
「オッケー出してるのに、手を出さないお前が異常」

ファスナーに手をかけ、ジィっ……、と下ろす。
あえてゆっくりと、見せつけるように。
ジャージの隙間からのぞく、白い谷間。美しい稜線を描いたそれは、自分で見ても吸い付きたくなるほど。
妹子の視線を感じる。見えそうで見えないふくらみに縫いとめられた、熱い視線。それが私に伝播したようで、暑くなってきた。
じっとりとした汗が、首筋を伝う。

ふっ、と妹子は目をそらした。
よし、ボディーブロー効いてるよ、ボディー! たたみかけろ!
「僕は嫌なんです、そういうのは」
「なにが嫌?」
結った前髪をほどいて、手ぐしで広げるようにする。短いから対して変わらんけど、ほんのりと香油の香りが漂った。
「ち―近寄らないでください」
「なんで? いいじゃん。妹子は私と二人でいても、セックスしないんだろ?」
「……」

943:見しやそれとも分かぬ間に(前) 4/8
12/01/24 21:04:30.13 0
妹子に一歩近付くと、一歩後ろに下がる。じりじりと、追い詰めていく。
舌なめずりしたくなる、このシチュエーション。
「なあ、教えてよ。なにが嫌なの?」
妹子の背が壁に行き当たった。焦ってはいけない、ここで強引に行くと、こいつは逃げちゃう。

「太子、高嶺の花ってわかりますか」
「お前、バカにすんなよ」
「人には、分というものがあります。それをわきまえなければ不幸になります。あなたにはわからないと思いますが」
うん、全然わからん。ただひとつ、わかったのは―

「高嶺の花って、私のこと?」

あらやだ、妹子から誉めてもらったの、はじめてじゃない?
ほっぺがふやぁ……っ、と緩む。ニヤニヤが止まらない。そっかあ……私は高嶺の花かあ。
高原に凛と咲く、一輪の可憐な花ってか!?
妹子にしては、うまい表現、褒めてつかわす!
親指をグッと立ててやったのに、妹子は見ちゃいなかった。見ろよ!

「太子、いつか甲斐まで行きましたよね。覚えてますか?」
「? もちろん」
あの当て馬ね。忘れようにも忘れられんよ、あれは。
「あの馬は、僕です。
手に入らない女(ひと)を追い求めても……苦しい、だけだ」
わかってください、と妹子はその場にズルズルと、しゃがみこんでしまった。

ええー。なんのこっちゃ。
妹子とセックスしようがしまいが、私は私なんだけどなあ。難しいこと考えすぎじゃないの?
んんん?
つまり、妹子にとって、セックスはそのくらい大きいってことか。こいつマジでドスケベだな! キャー、妹子さんのエッチ!!
で、セックスだけでは私は手に入らないと。
ま、そりゃそうだろ、たかがセックスで手に入ったら、今までに私は何十人の女の子を手に入れてる計算になるよ。
まあ、あの娘たちは私の地位と財産目当てで、愛なんかかけらもなかったんだけど……悲しくなんかないさ、若いころの過ちさ。

ん?
手に入らない?
私を手に入れたいってこと?


「妹子、私のこと好きなの?」

944:見しやそれとも分かぬ間に(前) 5/8
12/01/24 21:06:12.96 0
私の問いかけに、妹子は否定も肯定もしなかった。
でも、なんかわかっちゃった。鋭いぞ私! 見たか聖徳直感レーダーの威力を!
つまり、手に入らないならいっそ、の精神で私を遠ざけようと、変態だのなんだの、ひどいこと言ったりしてたわけだ。
時々素で言ってた気もするけど。

健気だねえ。
妹子め、かわいいところがあるじゃないか。胸がきゅんと締め付けられた。
ああ、なんかうずうずする。妹子の隣に座って、くいっ、と袖を引いた。
「ねえねえ妹子、いつから?」
「……?」
「いつから私のこと、好きなの?」
どういうタイミングで私に惚れたんだろう。
気になる。
おっぱい「当ててんのよ」したときからかなあ。それとも一目惚れ?
女としての魅力にあふれた私だけど、妹子は私のどこに惹かれたんだろう。
超気になる。

「……ッ、そんなこと、僕は一言も」
なんかごにゃごにゃ言ってるよ、往生際が悪いねコイツ。無視してさらにゆさぶる。
「ねーねー、いつから? いつから? ねー、教えろよー」
「…………」
だんまりを決め込んだらしい妹子は、ひざを抱えて頭を伏せた。くそう、貝かお前は。
「教えてくんないの?チェッ、ドケチ」
多分、妹子の性格的に死ぬまで隠しておきたかったんだろう。
それを暴いてしまって、生き恥ものってとこか。かわいそうに。
でも、かわいそうなこいつを見てると、私のおっぱいがウズウズする。

あ、いいこと考えた。
半端に開けたファスナーを全開にして、ジャージを脱ぐ。
それがパサリ、と床に落ちた音で、妹子は顔を上げた。
目の前には、おっぱいだ。どうだ、落ち込んだときに私のおっぱいミサイル直撃は。
妹子の目が泳いだ。こうかは ばつぐんだ!

「じゃあ、もう聞かない。そのかわり―パイズリさせてよ」
それか、質問責めを延々と。
どっちがいい? あ、これ摂政命令な。
手におっぱいを載せて、妹子の眼前でたゆんたゆんさせてみる。あー、やーらかいなあ、私のおっぱい。
妹子の顔が絶望に歪んだ。
やだ、かわいい。乳首がギュンと勃ちそう。

945:見しやそれとも分かぬ間に(前) 6/8
12/01/24 21:07:03.43 0
好きにしてください、と言質は取った。
やぶれかぶれな妹子というのも、なかなか色気があっていい。頽廃的で。
真面目でお堅いやつほど、堕ちたときの落差がいいねえ。

そんなら遠慮なく。
ベッドに腰掛けるよう指示する。トン、と肩を押すと、たやすく仰向けに転がった。
膝から下は床におろしたままにしておく。うん、これならおっぱい挟みやすい、かな?
さっそく妹子の帯を解く。朝服の前をはだけて袴の紐を緩め、ぐいっ、と膝まで一気に下ろした。
あとは重力に従って、足首まで落ちていく。
全部脱がすのは面倒だ、足枷にもなって、一石二鳥。
妹子は顔を背けてはいるが、抵抗はしない。さわさわと、下帯越しに中心をなでてやると、なかなか立派な手応えを感じた。
もう勃ってるのかな?
下帯をするりと外すと、妹子の雄が屹立していた。

こ、これは……
イケメンちんこだ。イケメンちんこ が あらわれた! 思わずドラクエ調になってしまった。コマンド?
剥けてるし、形がいい。長さといい、太さといい、カリの膨らみといい。バランスよし。
折れたり左右に曲がったりしてなくて、まっすぐだけど、反りがある。シワもほどよく、裏筋はくっきり。
いい感じに竿の色は赤黒くて、先っちょは肉ピンク、って感じ。
ていうか、大きいな。
妹子さん……イケちんじゃないッスか。くそう、妹子のくせに!

「いいもん持ってるじゃないか」
「やめてください……」
消え入るような声で、妹子が言った。なんだよ、好きにしろって言ったのはどこのどいつだ。
「声に、出すな……ッ」

ハアン? 聞こえんなあー。
床に膝立ちして、息がかかりそうな距離からじっと観察する。それはぐぐっ、と角度を増した。
「あっ、今動いた。これでフル勃起? まだいけるよな? 若いんだし」
「だからッ……」
顔が真っ赤だ。羞恥に震える若い男ってのも、オツなもんだねえ。

妹子は私の視姦から逃れようと、脚を浮かせた。そうはさせない。
太ももにのし掛かって、肩を乗せる。両手でおっぱいを寄せて深い谷間を作り、むきゅっ、とちんちんを挟んでやった。
「どう?」
「どうっ、て……」
ありゃりゃ? 不評。そっか、挟むだけじゃな。擦ってしごいてやらんと気持ちよくはないよな。

946:見しやそれとも分かぬ間に(前) 7/8
12/01/24 21:09:44.79 0
「……そもそもなんで、パ、パイズ……」
神仏の啓示という名の閃きがあったから! あとそれと……
「今までしてもらったことも、したこともないから。どんなのかな、って気になるじゃん」
「……そうですか」
妹子は再び、ふいと顔を背けた。

うーん、しごくにしても、おっぱいじゃやりづらいなあ……。あ、そうだ。昨日学習したじゃないか、濡らすといいんだった。
ローションなんて気の利いたものはないから、唾液でGO!
「カレーくいてー!」と念じる。唾液を出すのは得意なのだ。
ドバッ、と出しては情緒ってもんがない。舌を谷折り状にして、細く、長く形作り、つぅ……ッ、とゆっくり垂らしていく。
肉ピンク色の先っちょに、唾液がぽたりと落ちた。
妹子の身体がビクッ、と震える。うふふ、まだ序の口だぞ。


たっぷりとした唾液で、ぬるぬるの谷間ができた。
も一度おっぱいを寄せて、谷間にちんちんを挟む。埋もれて、先っちょくらいしか見えない。
スライドするようにおっぱいを動かすと、つぷぷ…、とぬめった音がする。
「ゥくッ……!」
妹子が小さな呻き声をあげた。

「なあ、気持ちいい?」
返事はない。じゃあ、もっと鳴かせちゃろ。
上下に扱きつつ、おっぱいを右、左、右、左、と捏ねるような動きを加える。
ちょっとローリングの動きも取り入れて、イメージとしては、搾り取る!
「……ッ!」
妹子がのけぞった。
気持ちいいらしい。上下の動きはそのままに、左右からたぷたぷと挟撃したり、揉みしだくように激しくおっぱいを動かしてみたり、
ブルブル震わせてみたりと、いろいろ変化をつけてみる。
唾液を追加して、さらにぬっちゅり、ぬっちゅりとしごいてやった。

妹子は歯を喰いしばって、一生懸命こらえているようだけど、ときどき脚がビクッ、と震える。
私のおっぱいで感じてるんだ、と思うとお股がじゅんじゅんしてくる。見たいなあ、妹子がイくとこ!
どんな顔するのかなあ。どんな声出すのかな。
妹子の先っちょの、赤く腫れた鈴口から、ぷっくりと漏れ出るものがあった。いわゆる、先走り。
それがたらたら……と、私のおっぱいに流れてきて……
ああん、たまらん。
背筋をゾクゾクと伝うものが、私の子宮にキュンと飛び火した。

947:見しやそれとも分かぬ間に(前) 8/8
12/01/24 21:11:28.54 0

欲しいな、妹子のおちんちん。


そう思うや否や、おっぱいからはみ出た先っちょがおいしそうに見えてくる。
それをちゅぱっ、と吸ってみた。
「あ、クッ……な、にして……ッ!」
弾力のある鈴口に舌を滑らせて、先走りを味わう。
一番搾り、しょっぱ苦い!
喉につかえる、このマズさ。舌がしびれるえぐみと臭み。
変な味。妹子の味。嫌いじゃない。
もすこし大きくくわえて、吸うみたいに口をすぼめると、妹子が息をのむのがわかった。期待と不安のこもったまなざしを向けてくる。
おっぱいと一緒に、口も上下に動かした。

ハッ、ハッ……と、妹子の吐息が色付いていく。
一切の抵抗をせず、私から与えられる快楽を享受する妹子。
ただひとつ、意思を感じる瞳に、うっすらと涙が映る。
悔しいのか、気持ちいいのか。嬉しいのか、悲しいのか、怒ってるのか、恥ずかしいのか。
きっと渾然一体となって、妹子自身わからないに違いない。
ああ、私、こいつのこと、めちゃくちゃにしてやりたかったのかも。

脱力した身体の中で、逆らうように天を衝く妹子の雄。
私のおっぱいとお口に挟まれて、はちきれんばかりだ。苦しいよな。もうすぐ楽にしてやるからな。

アゴが疲れた。でかいんだもん、妹子の。いったん口を離す。
「だしていいぞー」
パイズリだけでは、射精はむずかしいかな? 手でコキコキしながら、お口でしゃぶってやろうかしら。
私は右手をおっぱいから離した。とたんに、それをガシッ、と掴まれる。
妹子に。

「えっ、なに? いも―」
こ、と私が言い終えるより早く、妹子は私を力ずくで引っぱった。
その勢いで、思わずベッドに乗り上げる。さらに引き倒され、妹子の上に乗り上げる体勢になった。
ありゃあ。この筋肉オバケめ。
妹子は私の腰をつかむと、器用にも身体ごと回転した。ええと、ということは。
私も一緒に、回る。
なにこれ、マーシャルアーツ?


(続く)

948:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/01/25 00:15:42.78 0
わっふるわっふる

949:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/01/25 17:30:12.02 0
ああん妹子かわええ~!GJすぎる!

950:見しやそれとも分かぬ間に(後) 0/8
12/01/26 22:42:06.23 0
*「ねんがんの いもた を かきあげたぞ!


後半です。
妹子♂×太子♀で本番ありあり。

SSに8レスお借りします。



【諸注意】
・後天的にょ太子
・妹子♂×太子♀
>>939-947の続きです
・太子のパロディネタがときどき古いのは、BBA…じゃなくて、オッサン乙女だから

951:見しやそれとも分かぬ間に(後) 1/8
12/01/26 22:43:10.45 0
ぽふん、とやわらかなベッドの感触が、私の背中を迎えてくれた。
目前に、妹子の顔。形勢逆転か。
「アララ……」
嫌がる妹子に無理矢理してるわけだから、あとで鉄拳制裁の一発や二発、あるかもと思ってるんだけど、
いや妹子は女相手にそれはしない、多分殴らないと思う、ま、ちょっと覚悟はしておけ? くらいの心づもりではあった。
いざマウントを取られると、何されるかわかんなくて、怖い。

「あのぅ……妹子さん?」
おそるおそる見上げる。
天蓋で陰になって、その表情まではうかがい知れない。
荒い息が私の鼻にかかった。興奮を圧し沈めるような息づかいと、ちょっと血走った目が見える。
そして、ギンギンにおっ勃てたちんこが、「続行!」と叫んでいた。

妹子は私のジャージ下に手をかけた。
ズルズルと、脱がされていく。
なんだろうこれ、なんかすっごい、恥ずかしい。今更抵抗はしないけど、すっごい。
女として、男から、犯したい! って目で見られるのが、初めてだからかも。
そんでその相手が、妹子ってのが、余計恥ずかしい。
ぱんつはいてないし、濡れてるし……絶対ジャージにシミできてるよ。妹子にどう思われてるのかなあ。

受け身に回ると、どうしたらいいのかわからない。
落ちつかなさに太ももをもぞもぞと擦りあわせていたら全部脱がされてて、グイッ、と脚が広げられた。
「あ……っ」
お股の中心に、妹子のアレが、当たってる……!
え、いきなり挿れる気!?
「お、お前……前戯もなしに……」
女の子の身体をなんだと思ってんだ! このケダモノ!
「……いらないでしょう」
妹子はしれっと答えた。
そのケダモノちんこが、私の性器を縦になぞる。

「あっ、あッ……あン……」
くちゅり、くちゅっ……と、淫らな音が響く。
あれっ……? 触れてもないのに、ぐっちょぐっちょの、ぺとぺとで、準備オッケーだった。
私もまた、ケダモノだった。
淫乱って思われたかな。
妹子のおちんちん欲しいって思っただけで、こんなになるなんて。なんで今日に限って、こんなに正直な身体なの。
なんかもう、ちんことまんこが両想い状態。妹子から見たら、「挿れて!」って感じなのかな。
ううう、恥ずかしい。

952:見しやそれとも分かぬ間に(後) 2/8
12/01/26 22:45:01.33 0
妹子のおちんちんに欲情してたって思われてんのか。その通りだけど。恥ずかしい!
なんかもう、誰にでもこんなになる淫乱って思われたほうがまだマシ!

「太子……」
ハァ……ッ、と吐息混じりに妹子が私を呼ぶ。
ぴったりとおちんちんをおまんこにくっつけて、あ、あ、つぷつぷって……、妹子が、入ってくる……!
「……は、ぁあッ! ……ン、ぁ、あっ……!」
私の中をかきわけるようにして、妹子が侵入してきた。

熱い。
ほろほろでやわらかな私の肉に、ひとすじの熱くて硬いマグマが通る。
妹子の体温が私より高いってのもあるかもしれないけど、それだけじゃなくて、多分、妹子自身の熱気なんだろう。
妹子は私の脚を抱えあげ、より奥深くを目指す。

「ン……ふ、グッ……くぁッ…!」
私の中は、まだ男をすんなりと受け入れるようにできていない。
息を吐いて、痛みを逸らす。
抉りとられるような感覚に、顔が引きつる。こんな顔、絶対に見せたくなくて、ぎゅっと妹子にしがみついた。
「たい、し」
こころなしか、妹子の声が震えているような。よがっていると、勘違いしてるかもしんない。
でも、いい。気遣われたり、中断されるより、ずっと。

「ぜんぶ、いれて……」
奥に欲しい。妹子の熱で、私をぜんぶぜんぶ、満たしてほしい。
ごくッ……と、生唾を飲む音が聞こえる。
ズプッ! と一気に妹子はねじ込んできた。
「ッひっ……あぁァッ!」
ばか、そんなに激しくするな! 壊れるだろ!


熱い塊が、私の中にすべて収まった。熱源から伝わるじんわりとした熱が、身体全体に広がっていく。
妹子は軽く息を整えると動きだした。
ゆっくりと、長いストロークで……ん? コイツ、慣れてる……?
一本調子じゃなくて、途中で腰の角度を微妙に変えてくる。
アーチ状に腰を使ってきたり、浅く深く、責めどころを変えてみたり。

全然童貞じゃないじゃん!!
騙された!! 勝手にそうだろうと思ってただけだけど、騙された!!
純朴なイモ青年のフリしやがって、よくも私を騙してくれたな妹子。このイケちんで今までに何人の女を泣かせてきたんだ。
今までに食ったパンの枚数は覚えてないタイプか? チクショー!!

953:見しやそれとも分かぬ間に(後) 3/8
12/01/26 22:46:52.99 0
「あ……ッ」
奥に妹子の肉がズンと当たり、びくん、と身体が震えた。そこ、なにかヘンな感じ。
私の反応に、妹子は同じところを続けて突いた。
「あっ……あっ、ヤだ、あッ……ン!」
ヘンな感じは、じんじんムズムズする感じになり、あっという間に快楽へと変化した。
「ああ……あっ、あっ、は……ああンッ!」

奥を何度も突かれ、味わったことのない悦楽に、腰が揺らぐ。繋がったところから、ぐっちゅ、と一段大きな音がした。
妹子は私の腰を掴み、導くようにする。妹子の動きに合わせ、無我夢中で腰を振った。
擦れる。
私のいいところと、妹子の一番太い裾がこすれて、ぐちぐちにちゅにちゅと、音が鳴る。

妹子のスピードが増した。
気のせいか、私の中で一段と妹子の怒張が大きくなったような……ていうか、おっきい。
おっきいのが、ずんずんって、奥に、奥に!
どんどんはやくなって、やだ、やだッ、やだぁ……!

「あッ……ダメッ、妹子の、おっきぃ、からッ……そんなに……ッした、ら……だめっ、だめぇ……」
ひたすらうわごとのように、ダメと繰り返す。
こわい。
痛くて、でも気持ちよくて、よすぎて、自分がどこにいるのかすらわからなくなる。こわい。
涙がひとすじ、私の頬を伝っていった。
妹子の動きが、ふっと緩む。
ゆるゆると私の中を這う、妹子の昂り。まさか、私を気遣って? ああもう、こいつバカ!

「いもこ……」
名前を呼ぶと、はい、と返ってくる。
お互い汗だくで、真っ赤で、いっぱいいっぱいだ。
自分のみっともなさと、それをさらけ出せる相手に出会えた喜び。
妹子。
すき。


「ちゅう、して……」
キスをねだると、妹子はぐっと上体を伸ばし、顔を寄せてきた。
「ン……っ」
繋がったままで、くちびるを重ね合わせた。押しつけて、吸って、舌を伸ばして絡ませる。
お互いに擦るように舌を動かした。
それは腰の動きと同じリズムで、連動していた。

954:見しやそれとも分かぬ間に(後) 4/8
12/01/26 22:49:17.44 0
頭がくらくらする。
妹子の感じてる顔が目の前にあって、お互いの立てる音や声、息遣いが口内から聞こえる。
それから妹子のにおいと、味と、肌のぬくもり。
五感を妹子に、支配されてる。
やがて唇が離れた。
物足りない。もっと、私を欲して。全身全霊で、求めてほしい。

「……ッ、きて……」
「えっ……」
「ヤじゃ、ない……ッ…もっと、奥まで来て、突いてぇっ……!」

妹子の剛直が突き上げてきた。
私の最奥を、おそろしいくらいのスピードで、何度も、何度も、犯しつくす。
「あ、ハァっ……そこッ、あ、あ、あ、ああああッ!!」
もう一度、目でキスをねだる。
妹子の舌を、私の舌を迎え入れて、擦って、こすって、ただひたすらに睦みあう。
上も下も妹子でいっぱいに満たされて、ぐちゅぐちゅで、パンパンいってて、なんかふわふわしてきた。
あ、もしかして、これ。イクの? 私。

浮遊感がやってくる。
逆らわずに身を任せた。

ああ、妹子、妹子、おっきいの、すごい、あン、いもこ、いもこぉ……きもちいいよう、いいよう、もっと、シて、アッ、アッ、あ、あ、あ―


視界が、まっしろになる。


「ッアアアアアッ……!!!」
ビクン! と大きく身体が震えた。
弓なりになって、体の内から、はじけ飛んだみたいな衝撃。びくん、びくん、と小さな痙攣が、波のように押し寄せてくる。
なにこれ、めちゃくちゃ気持ちいい―
私の中が、今ぎゅんぎゅん蠢いてる。搾り取るみたいに。容赦ないな、この名器。

「たい、しッ……あ、ぁッ!」
妹子も絶頂を迎えた。その迸りが、私の内壁に降り注ぐ。
「んッ……! いもこ……っ」
ぴゅく、っと妹子の精が出されるたびに、私の中が悦んでいるのがわかる。
いっぱい出してほしくて、意識してきゅっ、きゅっ、と締めてみた。あら、妹子の身体もびくびくしてる。
ちょっと、やりすぎたかな?

955:見しやそれとも分かぬ間に(後) 5/8
12/01/26 22:50:29.58 0
しばらく、私も妹子も動けずにいた。
さすがに脚は下ろしたけれど、繋がったまま、時の過ぎるに身を任せる。
余韻にひたっていたいのと、力が抜けて身体がうまく動かせない事情と。
今の私は軟体動物同然だ。イカさんになった、わ・た・し~♪ 歌ってる場合か。

あともうひとつ。動いたらなにか言わなくちゃならない気がする。
それがとっても、億劫だ。
なにを言えばいいんだろう、こういうとき。
「よかったぞ」とか? うーん、なんか違う。
悩んでいる間に、ごそごそと妹子が動き出した。私の中から抜こうとしているが、なかなか大変なようで。

「あの、太子……力、抜いてください」
「抜いてる。めいっぱい」
私を骨抜きにしたのはお前だろうが、ダアホめ。
妹子のものがズズズ、と動くと、敏感になってる私の肉が引っ張られて、ちょっと痛い。ヒリヒリする。
これに慣れる日は来るんだろうか。
「あ……んンッ……」
「クッ……」
融通のきかないソレが抜けると、一緒にとろん、と流れ出ていくものがあった。妹子の精液と、私の愛液が混じりあった、白い蜜。
ああん、もうちょっと入れてて欲しかったのに。不粋なやつ。

妹子のふにゃちん、初めて見た。縮こまっちゃったやつも、かわいいな。
さっきまでコレが入ってたんだなあ。ていうか、私、妹子としちゃったんだ……。
後悔はまったくない。私が望んだことだし。
ただ、遠くに来ちゃったなあ、としみじみ思う。
ボヘーっとしてると、なんかベッドの端で妹子が正座してた。身もちゃっかり整えて。
ずるい、自分だけ。
こちとら裸だっえてのに。
でも、あのジャージ下は、はきたくないな。今日は裸でいよう。

「あの……」
「言うな」
今、世界でいちばん聞きたくないことを、こいつは平気で口にしようとする。
「でも、」
「お前も私も、謝らなくちゃならないことなんか、なにひとつしてない」
男と女が求めあって、セックスして、なんの罪があるってんだ。
今日のことを一度きりの過ち、なんて美しい言葉で終わらしてやらんからな! なかったことにもならん!
妹子の先手を封じてやった。
ベッドから降りて土下座する気まんまんだったろ。まったく、お前の考えそうなことくらい、お見通しなんだよこちとら。

956:見しやそれとも分かぬ間に(後) 6/8
12/01/26 22:53:25.26 0
「いや、あなたがやってるのは犯罪スレスレですよ……」
うるさいな。最終的に合意に至ればいいんだよ!
パワハラがなんだ! セクハラがどうした! でも、馬子さんにだけはチクらんといて!! どうかお願いします。

「不本意ながらこういうことになってしまったので、あの、聞いてもらいたい話があるんですが」
「……なんだよ」
いやに妹子は食い下がってくる。
しかたない。むくりと起き上がって、妹子と相対し、あぐらをかいた。

「な……なにか着てください」
「えー……めんどい。いいだろこれで」
人間、生まれたときは裸だろ。人として、ありのままの姿をしているだけだ。なんの問題もないじゃないか。
とたんに鼻がムズムズして、ふが、ふが、へくしゅん!と、くしゃみが出た。
妹子が慌ててジャージを拾い、私の肩にそっとかける。ふん、羽織るだけだぞ! 着ないもん! 私、裸族だもん!

「で?」
「あの、太子……」
自分から切り出したくせに、歯切れが悪い。妹子は俯き、逡巡ののち、顔を上げた。頬が上気してる。
ひどく切実な、懇願のまなざし。眉根をよせた一本気なそれから、目が離せなくなる。

「今後、あの、僕以外の人と、こういうこと…………
しないで、もらえませんか」

うぐぐッ、うぐぐぐぐぐぐ、うぎゅうっ!?

心臓がバクバク言いだした。
わしづかみにされたような、強い痛みを感じる。でも、そこから全身にジン、と広がっていくものは、ひどく、甘い。
返事をしなくちゃ。
でも、声が出ない。おかしいな、声の出し方を忘れた。息の吸い方も。
酸欠の金魚みたいに、ぱくぱくと口を開閉するだけの生き物になってしまった。

返事がないのを不安に思ったか、妹子は濡れた子犬のようなまなざしで私を見る。
身を縮こまらせて、ぎゅっと固く手を握りしめて。
くそう見るな、そんな目で見るな。かわいいから。
「うん」のたった一言が、出てこない。
かわりにこくこくと頷いた。
何度も。何度も。
金魚から赤べこへと華麗な転身をとげた私に、妹子は不審の表情を浮かべた。

957:見しやそれとも分かぬ間に(後) 7/8
12/01/26 22:55:43.65 0
―ぜんっぜん、伝わってない。

両手でガシッ、と妹子の手を掴み、目と目を合わせる。大きく一回、首を縦に振った。
これでどうよ。

妹子の表情が、ほっ……、とやわらいだ。でもまだ少し、とまどっている。やっぱ言葉にしないと不安なものか。今はこれで勘弁しろ。
そっと私から手を繋いでやった。妹子が握り返してくる。ぎゅっと、強く。
妹子の手に、不思議な安心感を覚えた。
ごつごつしたそれは、たくましさを感じる男の手で、私の細く薄い手とは違う。
私、本当に女になったんだ、と今更ながらに実感する。
女として生きてく。妹子という、かけがえのないやつを得て。
照れくさい、けれどなんだか楽しい。

私は笑った。うれしさがはじけたように、笑みになる。
笑うと、妹子も笑い返してきた。
えへへ。脳が、とろけそ。


……それにしても。
案外独占欲強いのな、妹子って。
竹中さんに処女あげたと知ったら……
今の妹子なら、嫉妬のあまりうろこ取りを片手に竹中さんを襲いかねない。友人として、竹中さんを守らねば。
ますますあの情事はトップシークレットになってしまった。

「……あ!」
お、やっと声が出た。
じゃなくて。これって、妹子とお付き合いするってこと?
一対一の、ステディな関係。まあそれはいい。

でもそれじゃ、百合ハーレム達成できないじゃん!
女の子とのにゃんにゃんは例外にならないだろうか。
無理かなあ……妹子だもんな。
「ごめん、やっぱお前一人だけとか無理」って断ったら、コイツ身を引きそうだし。
今気付いたけど、重大な岐路に立ってた。ビアンカか、フローラか、みたいな?
両方はダメか、ダメなのか。私の人生にデボラの選択肢がないのはなぜだ。

でも、この先にどんな選択肢があるとしても、今この手にあるぬくもりを、幸せを手離すなんて、考えられない。
あああ、百合ハーレムは遠くなりにけり。
フッ、と遠い目をして、泡のように消えた夢に想いを馳せた。人の夢と書いて儚い、か……。

958:見しやそれとも分かぬ間に(後) 8/8
12/01/26 22:58:16.10 0
「あの、太子……なにか……?」
ん?
妄想から帰還すると、妹子が変な顔をしていた。
さっき声をあげたことで、不安にさせてしまったらしい。

今夢をひとつ諦めてきたところだよ、お前のせいで! とは言わない。
声も出るようになったことだし、ここはひとつ、不安を払拭してやろう。

「妹子、ちょっと耳貸せ」
ちょいちょい、と指で妹子を呼ぶ。
よし、竹中さんの教えの通りにいこう。
恥ずかしくなんかないぞ、と自分に言い聞かせる。私の愛を信じない、あわれなアホを救ってやるためだ。

「なんですか?」
妹子が耳を差し出してきた。

オプションはいいや。手で妹子の耳に覆いを作って、なるだけ身体を寄せる。ないしょの話。
お前だけに告げる、愛のことば。
一度しか言わんぞ! かっぽじれ!

「あのな、妹子……」



(終)

959:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/01/26 23:01:07.25 0
終わったー!!
スレ占拠みたいになってすみませんでした。
アホエロを書いてたはずなのに、続けてみたらなんぞこのラブラブ。不思議です。


個別レスは控えますが、感想や続きキボン、GJのお言葉等ありがとうございました。わっふるうめえ。
「これで10年戦える」と思ったくらい、とてつもない励みになりました。

960:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/01/28 00:28:28.10 0
乙!すごく面白かった!!
それにしても太子かわいいww


961:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/01/28 06:49:42.63 0
(ハッ)このスレは、俺を鼻血で出血死させるための政府の陰謀なのか!?                        お江戸のバナナおいしいです。

962:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/01/29 20:57:24.32 0
東京ばな奈を見るたびに、お江戸のバナナを思い出すわけですが
「みぃつけた」って、にょ芭蕉さんがかわいく言ってるような気もするし
弟子が「みぃつけた」とストーキングしてて軽くホラー入ってるような気もしてきた

なんか細道師弟がレイポされちゃうみたいなの、読んでみたいなー




弟子の曽良ちゃんと同居状態で、他の弟子たちは女二人なんて危ないですよ、と忠告するんだけど芭蕉さんはどこ吹く風
ある日強盗に襲われて、芭蕉子さんを人質にとられ、人質には何もしない条件で曽良子レイーポ
実は以前曽良子に袖にされた&弟子志願して芭蕉子さんに断られたことを恨みに思っての犯行
事が終わって、曽良子が別室の芭蕉子さんの無事を確かめに行くと、
そこには全裸白濁液まみれのでレイプ目芭蕉子さんが!
みたいな、救いようのない話とか。
うああ、読みたい。

963:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/01/30 23:50:22.63 0
>>962
なにそれめっちゃ読みたい…


自分で支部とかサイトに上げた話を
にょたで変換して上げるのっておkですか?

964:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/01/31 13:29:29.27 0
過去の自作品を一部だけ変換して女体化小説にするってこと?
あんまりオススメはしないなあ
記名と匿名で同作品てのは、パクられてるんじゃないか?とか、トラブルを呼びかねない

あらすじだけ同じで一から書き直すリライトなら問題ないけど

投稿時に自作品の置換であることを明記するのが最低限必要だと思う
できればサイトや渋の元作品にも一文があるとパクリ問題は回避できる
それで醒める人がいるのは折り込んだ上で、叩かれてもスルーされても、
どうしてもここで見てもらいたい作品だったら投稿したらいいと思う

965:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/01 00:02:20.83 0
>>964
そうですよねー…
いろいろ考えてみます。ありがとうございます!

966:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/02 12:29:35.44 0
>>950
遅くなったが乙!
太子が恋に目覚めてよかった。このままフラフラしたらどうしようかとw
馬子さんだけにはチクらんといてワロタ

967:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/03 10:14:06.66 0
にょ太子はキャラが立ってて書きやすかった
書き手が考えてもいないことをいきなり言いだすので、こっちがびっくりする
(チクらんといて、もそうです。投下直前に追加した一文)
もうちょっと新展開で続けたい気持ちがありつつも
また少しフラフラすることになりそうで…w
もし書くなら、そうとう先になると思いますが

なんとなく、太子は
竹中さん→兄みたいなもの
調子丸→弟みたいなもの
馬子さん→厳格な父親がわりみたいなもの と当てはめてて
妹子は分類不可で、それゆえに気になる存在だったらかわいいなと思いました

968:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/07 22:15:54.44 O
芭蕉さんの未亡人設定ウマいな…!

昔に夫を亡くした芭蕉子さんを曽良くんが狙うもよし
昔に妻を亡くした芭蕉さんを曽良子が狙うもよし

「私にも娘がいたら、曽良くんくらいだったのになぁ~」と娘のように曽良子を可愛がる芭蕉さんと、
「馬鹿ジジイに子供扱いされるなんて…」と不満げな曽良子もよし


969:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/20 17:16:48.86 0
ほっしゅ

970:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/21 18:10:33.35 0
やっぱりにょた美味しいです
SS書きたいけどブランクあると筆が全く乗らない
わっふるを焼く作業に戻ります



ああでも具合わせ閻魔×太子とか読みたいなぁ
お互い部下兼恋人と喧嘩して自棄酒飲んで流れで乳繰り合ってほしいなぁ
閻魔はモデル並みのスレンダー体系で全体的にビッチくさいエロい雰囲気で太子はむっちりなのに顔とまんこはロリロリ純情派
性的な知識は妹子との実践でしか知らないから閻魔の言葉に騙されてうっかり雪崩れ込んでしまえばいいのに
後天的でお互い元男でモテないから女の裸に欲情は自然の摂理で弄り合っちゃって快楽に溺れればいいのに
そして案の定バレてお仕置き4Pセックルセックル

わっふる焼いてきます

971:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/22 18:22:02.75 0
ワッフルは私が焼くッ>>970はSSを書くんだああ!!

972:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/22 20:53:31.81 0
>>970
そこまで設定固まってるなら自分で書けww
いや書いてくださいお願いします

973:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/23 12:32:15.21 O
SSも見たいけどそろそろ次スレタイ考えないとヤバいぞ

974:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/23 17:35:50.32 0
このスレ立ったの三年前なんだね

スレタイ候補を適当に
【もっと】ギャグ日で女体化4【もめ】
【パンティーを】ギャグ日で女体化4【よこしやがれ】
【今日も今日とて】ギャグ日で女体化4【ボイン】


前スレより、スレタイ候補
【乳を隠すな】ギャグ日で女体化4【乳を】
【裸婦が】ギャグ日で女体化4【描きたい】
【若い娘】ギャグ日で女体化4【大好きか!!】

975:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/23 20:53:53.67 0
パンティーに一票

しかし裸婦も捨てがたい…

976:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/25 01:46:48.76 O
とりあえず裸婦に一票!乳もよかったけど前と現スレがおっぱいだから、別路線の方がいいかな?

977:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/26 11:32:57.71 0
乳を隠すながいいよぉ

978:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/26 19:01:59.87 0
パンティーに一票

今801板のスレタイがラブ江ネタだから、ラブ江つながりで

ところで980でスレ立てでいいのかな?

979:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/26 19:08:36.51 0
おっぱいでまとめよー
というわけで乳を隠すな

980:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/02/27 17:55:11.63 0
【乳を隠すな】ギャグ日で女体化4【乳を】にいっぴょう

981:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/03/08 21:26:18.73 0
ぼちぼち新スレ立てたほうがいいかなー

982:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/03/09 20:52:11.04 0
ピセザOKッスか?
セザンヌは、処女が似合うかも・・・?

983:実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー
12/03/10 18:50:45.93 0
≫982
言い忘れたが、裸婦に一票


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch