10/08/12 01:01:52 0
「きれいな川でしょう。僕小さい頃はこの川原で遊んでたんです」
「コンクリートが見当たらないな。まさしく田舎の川だ。」
「うむ。田舎…いニャかの川だ」
「何ですか2人して人の田舎を馬鹿にして!」
「怒るでニャい、自然が残ってると褒めてるのだぞ。河童でも住んでるかもな」
「ちょっニャンコさん!阿部さんの前でなんてこと・・・」
「ニャンだ?」
「あ、阿部さん、浴衣に虫が…」
「ホントだ(パッ)、(裾をめくる)こっちにもいた(ポイッ)」
「生足ktkr!…じゃなくてあの、阿部さん虫平気なんですね…」
「(バシャッ)何だ、やけに騒がしいと思ったらニャンコさんじゃねえか」
「うわあああああ河童出たあああああああ!!!」
「久しぶりだな悟浄。ココに住んでたのか」
「悟浄って、まさかあの沙悟浄かニャンコさん」
「なんで2人とも普通に話してんですかあ!ていうか阿部さんなんで怖がらないんですかああ!」
「うるさいガキだな」
「コソコソ…だからな太郎、阿部が怖いのは“霊”であって“妖怪”ではニャい。
だから“おばけ”って曖昧な言葉を使うのだ。
あとな、阿部は虫は触れるが退治はできんぞ。化けてでたら怖すぎるって。
だから安心しろ。おまえが代わりに退治してやれば奴は感謝するぞ…ヒソヒソ」
「あ、安心だなんてそんな…っ」
「小声で霊とか化けるとかいうな怖すぎる!」
「はいはいもう帰りましょう、母が夕飯を作って待ってますから」
「じゃあな悟浄。夕飯の残りと胡瓜持って来てやるから一緒に飲もう」
「またなニャンコさん」
夕飯のおかずって何かな~、ブタ肉の冷しゃぶとか~なーんちゃって、ブー
「ぎゃあああああああ!!!!!!」
「川にゲロ吐くな!」