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日本の風俗店で働く人から、治療薬のない新種の淋病が見つかった。
国際性感染症研究会議(カナダ・ケベック市で7月13日まで開催中)で行われた
報告によれば、この淋菌の変異株に対してはペニシリンやその他の抗生物質も
効果がないという。
報告を行ったスウェーデン基準研究所のマグナス・ウネモは、カナダの ナショナルポスト紙に対して「もし感染が拡大しても適切な治療法がない」と 語っている。
同研究所の専門家らは、H041と呼ばれる淋菌の「スーパー変異株」は
セファロスポリン系抗生物質に耐性を持っていると警告。ウネモはこれを 「次世代の治療不可能な淋病」と呼び、公衆衛生上の大きな脅威になるとした。
症状は排尿時の灼熱感などの
ほか性器から膿が出ることもあるが、女性感染者の約半分、男性の2~5%は 何の症状も出ない。
しかしきちんと治療しなければ、
最悪の場合は死に至る可能性もある。
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