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「マブラヴ」と「オルタ」はゲーム発売前から某大手映像メーカーから、アニメ化の
オファーをいただき、各話2千数百万円の予算が先方の稟議を通っていたにもかかわらず
実現にいたりませんでした。その理由は主にゲーム自体のボリュームが膨大で、かつ
熱狂的なファンがついているから、というものでした。
アニメ化されるにあたり、様々なストーリーや演出が省略・統合されることで、一番商品を
支える濃いファンから「劣化」などと揶揄され、熱狂的なファンがアンチ活動をネットなどで
展開する危険性があります。
次に「ロボットもの」であること。現場の方々にとっては「何を描いても
一枚いくら」の世界。キャラに比べ、複雑なメカを描くのは1枚を描くにも
時間がかかるため、リテイクを考慮すれば収入が激減するリスクを伴います。
そもそもロボやメカを手描きで動かせるアニメーターさんは希少であるため
奪い合いになった場合、売れるかどうかわからない美少女ゲーム原作のロボ
ものよりも堅実な「ガンダム」などの予算的も潤沢で安定した、ネームバリューの
ある現場が選ばれてしまうのは当然だと思います。