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陽向「そういえば、お姉さま方はシュールストレミングを食べたことはございますか？」
薫子「シュールストレミング…って、あの世界一臭い、とかいう缶詰のこと？」
陽向「そうですそれです！私、どんな味がするのか非常に興味が涌いてしまいまして」
香織理「私はないわ。もし食べる機会があっても、慎んで遠慮させていただこうかしらね」
千早「私も、香織理さんに同意でしょうか」
優雨「食べ物なのに…臭いの？」
陽向「ええっと、なんでしたっけ。確かニシンを発酵させたー、とかでにおいが凄いらしいんですよ」
初音「あ、この間テレビでやっていました。芸人さんがにおいを嗅いで、とてもつらそうにしていましたけど」
優雨「そうなんだ…」
史「気になるのでしたら、こちらにお持ちしますが」
薫子「あるの？！」
史「はい、このようなこともあろうかと、先日輸入いたしました」
陽向「さすが史お姉さまです！さっそく皆さんでいただきましょう！」
史「では付け合わせも用意いたしますので、少々お待ちください」
そしてあの、う○○みたいなにおいに満たされる櫻館を想像した。
史「屋内で開封してはいけないということをすっかり失念しておりました。申し訳ありません」
千早「ど、どうして一人だけマスクをつけているの、史…」