11/05/13 14:27:51.93 aKtlBNks0
ティアは神の下に召され、神の遣いとして新たな一歩を歩み出した。
しかしカイムを忘れられないティアは、集中力を欠き失敗を繰り返す。
見かねた神が
「そなたは自分の信ずるものを救う力がある。それを追うがよい」
と賜り、ティアに暇を出す。ティアは人間界に降りる決心をした。
しかし、ティアには身体がない。
神の力により元の身体を再生することは可能だが、再生と引き換えに
それまでの記憶をなくしてしまうのだ。それでもティアは迷ったあげく、
カイムなら自分を覚えてくれているからと元の身体を再生する道を選ぶ。
こうしてティアは記憶をなくしたまま再び地上に降り立った。
そして「分からない誰か」を探して歩き始める。
一方、カイムは政変後の落ち着きを見届け農家に転じていた。
運命の糸が交わり出す……
などという後日談を考えてしまった。