11/05/05 12:41:42.55 YJvc+pkU0
最後に下の大地まで浄化してしまうのが御都合主義すぎる
上層、下層、牢獄の住民が何の和解や理解共有もないまま地上に降りて終わりではお話の意味がない
人が不浄にした大地から天使を利用して浮き島を作って逃げ出した、浮き島に住む限り人はその原罪を受けるはず
だとしたらその原罪を知って、島の人々が身分の違いなど意味の無いことと悟って、
その上であの狭い島で協力しながら生きていくのを決意するEDでなければ、ティアが犠牲になった意味が何もない
下の大地にはもう戻れない、でも浮き島で生きるには天使の犠牲が必要、なのに我々は私欲のために争うのかと悟らねばならない
その部分でライター達が勘違いしてしまったので、地上まで元に戻してしまった、これが失敗
おかげで浮き島という閉鎖された舞台をわざわざ用意した意味がなくなってしまった
おまけに個人の愛憎のために他を犠牲にした宰相は愚か者扱いなのに、カイムの方は正当化されてしまった
これでさらにEDの救済の意味がぶれた、4章までがぶれず、5章で台無しになってるのはこの2点が理由だと思う
短くまとめ切れなかったが、俺の感想はこんなもんだ