11/03/16 01:25:37.97 eNbDFHYX0
>>496
こんな感じ?
JB「……その策でいきましょう。あぁ、組織にはむかうなんて、ホント麻子は厄介なものを残してくれたものだわ」
雄二「すまないと思っている」
―始めからおかしなところはあった。
例えば、頭部が見つからなかったこともそうだ。
DNA検査は行われておらず、遺体がバラバラであったことの意味を考えれば、死していない可能性は十分に考えられた。
思えばほかにも手がかりはあった。
組織は地下に一人の天才を囲っている。
噂を聞いた時はなんとも思わなかったが、どうしてJBは「噂」に対して黙秘を突き通した?
雄二「問題はこの作戦を成功させるには怪しまれずに暗部を動き回れる奴の助けがいる」
そう言って。俺は後ろに振り返る。
JB「そうね。それにしても、情報として知ってはいたけれど実際に見たのは初めてだわ」
―そして何より、アイツは俺には及びもつかない天才だった。
だからこそ……
一姫「手を貸そうか、雄二」
~BGMが流れ最終章に突入~