11/12/03 20:42:12.01 VZHCwLsr0
「どう、私と弟の子は。私に似てて可愛いでしょう?」
「くっ…」
幼馴染との間に出来た子だと思うと素直に喜びたくはなかったが、幼馴染の言葉とは違い生まれてきた赤ん坊は弟によく似ていた。
そんな姿を見てしまえば、何の罪もない赤子を憎んだり拒絶したりできるはずがない。
いつしか姉は現実を受け入れ、弟への気持ちを思い出の中に封じ込めようとしていた。
弟の自分に対する思いも、自分の弟に対する恋心も、全ては若気の至りだったのだと……。
こんな姉ゲーがやりたい