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勝浦町長の娘、結納当日に台風12号で犠牲
産経新聞 9月4日(日)21時54分配信
那智川の支流にかかる橋も崩落して道路標識が大きくかたむいた=4日午前11時27分、和歌山県那智勝浦町(大塚聡彦撮影)
濁流となって押し寄せた鉄砲水、轟音(ごうおん)とともに起きた土砂崩れが、人々の生活を瞬時に奪った。
4日、和歌山、奈良両県を中心に甚大さが明らかになった台風12号の被害。死者の中には、同日結納を予定していた和歌山県那智勝浦町長の娘もいた。
「どれだけの家屋と人が流されているのか」。交通・通信網が寸断され、被害の全容が明らかにならない中で、警察や行政の関係者らはいらだちを募らせながら、懸命の捜索・確認作業を続けた。
【フォト】大雨で河川が氾濫 濁流が住宅地に…
世界遺産・熊野那智大社につながる和歌山県道沿いの那智勝浦町市野々地区。那智川の氾濫(はんらん)で、寺本真一町長(58)の自宅も流された。
寺本町長は台風への対応で無事だったが、妻(51)と娘(24)の2人の行方が分からなくなり、4日が結納だった娘が遺体で見つかった。
行方が分からなくなる直前、妻から「娘が流された」という電話があったが、その後は連絡してもつながらなかったという。
貴重な新鮮な24歳のオマンコが無駄になった・・・(>_<)