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準強姦逮捕状の「安倍総理」お抱え記者、取材メールを内閣情報官に転送? アッキーも“いいね!”の官邸フォロー
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総理ベッタリの山口敬之・元TBSワシントン支局長(51)に、準強姦容疑で逮捕寸前だった過去のあることが明らかとなった。行状は女の敵そのもの。だが、アッキーこと安倍昭恵夫人は彼のFBに「いいね!」を押すなど、官邸側のフォローがありありと見て取れるのだ。
「週刊新潮」が5月18日号でお伝えした〈「警視庁刑事部長」が握り潰した「安倍総理」ベッタリ記者の「準強姦逮捕状」〉の内容は、米国の大学でジャーナリズムと写真を専攻していた被害女性(28)が、就職斡旋の甘言を弄して近づいた山口氏の欲望に搦め捕られた準強姦に相当する事案である。
2015年4月3日。被害女性は左党ゆえに酔い潰れたことなどなかったが、薬物のようなものを盛られたのか、東京・恵比寿において飲食店を2軒はしごするなかで意識を失う。山口氏が投宿する「シェラトン都ホテル東京」に無理やり連れ込まれ、下腹部の痛みで未明に意識が戻った時には全裸の自分の上に山口氏が乗っかって腰を動かしており、やっとの思いで撥ね退けたら避妊具無しの陰茎が見えた。
それから、彼女が被害届を提出した警視庁高輪署の警部補が中心となって証拠を収集し、6月4日までには準強姦容疑で逮捕状が発付。8日、山口氏が米国から成田空港へ到着するまさにそのタイミングで逮捕する算段だったが、官邸が重用する警視庁刑事部長の独断で中止となった―。
■誤送信
山口氏は今月8日、フェイスブックで本誌(「週刊新潮」)に取材を受けた感想を縷々綴っていたが、他ならぬ安倍首相の昭恵夫人が「いいね!」を押している。ジャーナリストと言うよりはむしろ総理のポチと呼んだ方がいいのではと思しきサポートのされ具合である。
加えて、その取材依頼書をメールで送った後のこと。
「北村さま、週刊新潮より質問状が来ました。◎◎の件です」
というメッセージが、なぜか本誌に届いた。「北村さま」に転送しようとし、誤ってそのままこちらへ返信してしまったのだ。◎◎には被害女性の苗字が記されている。その文面から、かねてより山口・北村間で今回の事案が問題視され、話し合われてきたことがわかる。
北村と聞いて頭に過(よぎ)るのは、北村滋・内閣情報官(60)を措いて他にない。
国内外のインテリジェンスを扱う内閣情報調査室のトップを5年余務め、今夏には官房副長官への就任が確定的な北村氏は、今年だけで「首相動静」に54度も登場する。水面下における接触も推して知るべしで、いわば総理の眉間の皺の数まで諳んじる男なのだ。
この点を山口氏に質すと、
〈私がこの件を含む様々な相談を差し上げている民間人でご指摘の人物ではない〉
と否定し、北村氏は、
「何もお答えすることはありません。すいませんが。(いつから相談を?)いえいえ、はい。どうも」
という対応で、ならばと記者たちに振ってみたところ、
「北村滋以外いないでしょ」
と誰もが口にする。単なる偶然だろうか、官邸重用の警視庁刑事部長、アッキー、北村氏……と総理周辺の名ばかりが挙がるのは。
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