16/10/17 10:59:46.64 CAP_USER9.net
16日投開票の新潟県知事選で当選した米山隆一氏(49)は17日、新潟県魚沼市内で報道陣に対し、
東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の再稼働について「県民の命や暮らしが守れない現状では
認められない」と改めて慎重姿勢を示した。一方、公約に掲げた福島第1原発事故の検証が進むなど
環境が整えば「あらゆる可能性を排除するつもりはない」と話し、再稼働の議論には含みを残した。
米山氏は選挙戦で福島事故の原因、健康と生活への影響、安全な避難方法の3つの検証がされない限り、
再稼働の議論は始められないと訴えていた。同氏は今後、新潟県と東京電力ホールディングスが合同で
設置した検証委員会などを通じて、福島事故の検証を進める考えを示した。
原子力規制委員会による柏崎刈羽原発の6、7号機の安全審査は終盤を迎えている。しかし、米山氏は
同日、規制委の安全審査に合格したとしても、「規制委の基準は前提として、それに足りない部分を政府
に伝えていく」と述べ、再稼働には慎重な姿勢で臨む考えも明らかにした。
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