16/10/05 18:21:01.42 CAP_USER9.net
自民党総裁の任期が現在の「連続２期６年」から延長される方向となった。
同党は５日開いた党・政治制度改革実行本部（本部長・高村正彦副総裁）の役員会で、「連続３期９年」と「期数制限撤廃」の２案に絞って検討することを確認。
各都道府県連からも異論は出ていないためだ。同党は月内にも原案を取りまとめた上で年内に結論を出し、来年３月の党大会での正式決定を目指す。
党総裁２期目の安倍晋三首相は、２０１８年９月に任期満了を迎える。自民党は今回の任期延長について、安倍首相に対象を限定しない恒久的な制度と位置付けている。
現行の党則は、総裁任期を１期３年とし、連続３選を禁止している。
役員会は９月２０日に続き２回目で、新たにメンバーに加わった原田義昭（麻生派）、牧原秀樹（谷垣グループ）両衆院議員を含む全員が、総裁任期延長について見解を表明。
延長方法に関しては、連続３期９年とする立場と、総裁選に立候補できる回数を制限しないとの立場に割れたが、延長自体への反対はなかった。
役員会後、高村氏は「二つに絞られてきている。どちらも嫌だという人はいなかった」と記者団に説明。
５日までに３県連から提出された意見でも、「（党則）改正で進めてほしい」（茨城）、「決定に従う」（静岡）などと異論はなかった。
高村氏らは今後、各都道府県連から寄せられる意見も踏まえ、早ければ次回の役員会で原案を両論併記にするか、一つに絞り込むかを判断。
これを役員以外も参加する全体会合に示し、年内に意見集約を図る。
時事ドットコムニュース 2016/10/05-17:44
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