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「反トランプ」 元高官50人「投票しない」
毎日新聞2016年8月9日 11時31分
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【ワシントン西田進一郎】米共和党の歴代政権を支えた外交・安全保障の元高官50人は8日、同党大統領候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)について
「対外政策の観点から大統領、米軍最高司令官にふさわしくない」と批判し、大統領選ではトランプ氏に投票しないと宣言する共同声明を発表した。
別の超党派の閣僚経験者ら37人も4日にトランプ氏を批判する書簡を発表したばかり。
トランプ氏は外交・安保政策で専門家から集中砲火を浴びている。
声明には、国土安全保障長官を務めたリッジ、チャートフ両氏や、ネグロポンテ元国家情報長官、ヘイデン元中央情報局(CIA)長官、ゼーリック元通商代表部(USTR)代表らが署名した。
知日派のグリーン元国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長も名を連ねた。
声明は「トランプ氏は危険な大統領になり、米国の国家安全保障や幸福を危険にさらす」と断言。
「自由社会の指導者としての米国の道徳的権威を弱めている」とし、米国の憲法や法律などの基本的な知識も欠いているようだと指摘した。
さらに「米国にとり死活的に重要な国益や複雑な外交的課題、不可欠な同盟などを全く理解していない」とし、学ぼうともしていないと酷評した。
また、民主党大統領候補のヒラリー・クリントン前国務長官についても「多くの人たちが疑わしいと思っているし、我々の多くもそうだ」と懸念を表明した。
ただ、そのうえで
「トランプ氏は、答えではない。彼は米国史上で最も無謀な大統領になる」と重ねて警告した。