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評判下げた石原伸晃氏とは違う 辞任した内田氏の院政は不可避か
東京スポーツ:2016年08月05日 17時00分
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小池百合子東京都知事(64)が4日、首相官邸で安倍晋三首相(61)と会談した。
「きつい一本を取られました」と安倍首相は穏やかに出迎え、両者は東京五輪・パラリンピックに向けて連携することを確認した。
小池氏は二階俊博幹事長(77)とも会談し、若狭勝衆院議員(59)ら小池氏を支援した関係者の「寛大な処分」を求めた。
一方、小池氏と敵対していた自民党東京都連は石原伸晃会長(59)、“都議会のドン”こと内田茂都連幹事長(77)ら役員5人が辞任を表明した。
都連のことを意思決定の経過が不透明だとして「ブラックボックス」と批判していた小池氏にとって、留飲が下がる思いだろう。
都知事選をめぐって石原氏の評判は下がった。
石原氏は2日の閣僚会見で
「都知事選は党本部マター。責任者は(当時の谷垣)幹事長だ」と述べていたが、この日は「そんな話していません」とすっとぼけた。
自民党関係者は
「2012年の総裁選で国会議員票を一番多く集めたのが石原氏だが、もう総裁選で担がれることもないんじゃないか」とあきれる。
だが、内田氏は違う。
「内田氏は集金力と公認権で権力を握ってきた。都連幹事長でなくなることで、候補者を決める公認権を手放すようにみえるが、後釜に子飼いの人物がついたら、内田氏の院政となる」(永田町関係者)
陰に隠れるだけにむしろ厄介だ。
それでも都連としては、内田氏に頼らざるを得ないという。
都政関係者は
「都知事選で自民も民進も都連が失態を演じたが、根本的に違うところがある。民進はみんなバラバラの方向を向いてまとまりがない。自民は良くも悪くも内田氏がまとめていた。バラバラよりもまとまっていた方がいいという考えもある」と指摘した。
小池氏とドンの闘いはまだ始まったばかりだ。