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朝日新聞名古屋版
2016年6月15日
自民党一筋 投票先に悩む夏
省エネ器具犯版 寺西康祐(岐阜県 73)
私は有権者となって以来、自民党一筋に投票してきた。政権運営に安定感があり、一方で野党は頼りないと感じてきたからだ。
だが、今回の参院選は悩んでいる。
何年か前まで、自民党が改憲を目指す動きは、それほど目立たず現実味もないと感じてきた。ところが今回の参院選は、
改憲勢力が3分の2の議席を確保するかしないかの関ヶ原である。
私は今、安全保障関連法廃止や改憲阻止を訴えている学生グループ「SEALDs」の訴えに共感を覚える。
現在の憲法下での平和が守られているのだから、改憲の必要はない。孫たちを戦争に出したいなんて思う人はだれもいないはずだ。
「集団的自衛権の公使」を巡る議論は以前ほど盛り上がっておらず、昔話のようになってしまった感がある。
しかし私たちの知らないところで着々と何かが動いているようで不気味だ。日本が武器を輸出したり、戦争ができる国になったりしないか、不安でならない。
現行憲法への姿勢、安保法制への取り組みなどを基準に、誰に入れるかを熟考しなけばならない時期に来ていると痛感する。
※参考資料
三年前の同一人物の投書はこちら
朝日新聞名古屋版
2013年5月16日
改憲推進の党には投票しない
省エネ器具販売 寺西康祐(岐阜県中津川市 70)
危惧していたことが現実になりそうだ。本紙(12日)に「自民党は参院選公約のもとになる総合政策集で、
原発再稼働を明記する方針を固めた」とあった。
国民の大半の人々が反対している再稼働をアベノミクスの好調さを笠に着ての強行突破であろうが、決して認めることはできない。
更に「自民党結党の真の目的は憲法改正」であることを最近知り、がくぜんとした。
私は選挙権を得てからこの方自民党一筋に清き一票を投じてきたが、憲法改正に荷担することになるかと思うと躊躇せざるを得ない。
また、憲法改正や再稼働をめぐり世論調査で過半数の反対がありながら、強引に実施しようとする姿勢には空恐ろしささえ覚える。
来たる参院選では、我が家の票はたった3票しかないが、今回ばかりは自民党は圏外となるだろう。
無責任のようだが、棄権したとしても致し方ない。なぜなら従来通り自民党に投票すれば憲法改正、再稼働を認めたことになるからだ。
心ある自民党党員が少数であっても反対しないものだろうか。長いものには巻かれろでは、国民の負託を受けた衆議院議員としては情けない限りだ。