16/06/04 19:19:57.71 CAP_USER9.net
橋下徹前大阪市長という「希代のスター」が政治の表舞台から去り、参院大阪選挙区(改選数4)が注目されている。
おおさか維新の会は、「維新の頭脳」といわれる浅田均府議(党政調会長)が出馬予定で、早くも当選確実といわれる。
「維新は、昨年11月の大阪ダブル選挙で公認候補が圧勝し、松井一郎府知事(党代表)は202万票を獲得した。
参院大阪選挙区の当選ラインは50万票とみられるので、票の振り分けと、橋下氏の支援態勢がうまくいけば2議席獲得もいける」(維新府議会関係者)
維新は1日、2人目の候補者に、堺市議の高木佳保里氏を擁立する方針を固めた。
自民党は、現職の北川イッセイ氏が病気療養のために出馬をとりやめ、東大法学部卒の元外務官僚、松川るい氏を擁立する。
2児の母でもある松川氏は先月初め、大阪市内で開かれたイベントで、「子育てしやすい社会を作る」「国のかたちを決める憲法を真剣に考えることが大事。
将来を担う若者らと国民的議論を尽くし、変えるべき点は変える」など、硬軟織り交ぜた発言を披露した。
自民党は前回の2013年参院選でも約81万票を獲得した。昨年の統一地方選でも、府議候補者らが獲得した総得票も90万票前後ある。自民党票を手堅くまとめれば当選圏内は固い。
公明党は、現職で元外務官僚の石川博崇氏が再選を目指す。6年前はトップ当選だった。
支持母体である創価学会の「金城湯池」といわれる大阪だけに、負けるわけにはいかない。
共産党は、前回参院選で約47万票獲得し、民主党前職に競り勝って議席を獲得している。
今回も議席獲得を狙い、女性候補を擁立する。すでに志位和夫委員長が何度も大阪入りしている。
民進党は、現職の尾立源幸元財務政務官が3期目に挑む。民主党政権時代だった10年参院選では、
尾立氏と朝日放送の人気番組『探偵!ナイトスクープ』のアシスタントを長年務めた、タレントの岡部まり氏を2人目の候補に擁立したが、僅差で敗れた。
「あのころが絶頂期。今回は党名変更したが、尾立氏でも当選は簡単ではない」(連合関係者)
その凋落ぶりを示すように、民進党大阪府連幹事長だった樽床伸二元総務相が4月末に離党した。
昨年の統一地方選では、7議席あった府議は1議席、6議席だった大阪市議はゼロとなった。
幸福実現党の数森圭吾氏も、熱心に大阪府内を回っている。
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