16/06/03 21:06:48.68 CAP_USER9.net
東京都の舛添要一知事(67)が、完全に見放された。
先週末に実施した産経新聞とFNNの合同世論調査で、約8割が「辞任すべき」と答えたのだ。いつ辞めてもおかしくない「危険水域」といえる。
6月1日開会の都議会での徹底追及は必至だが、舛添氏は都議会突入で約380万円の夏のボーナスは確保する。都民の怒りは、さらに燃え上がりそうだ。
異常な数字が出た。前出の世論調査によると、舛添氏の進退について「辞めるべきだ」との回答が79・2%に達し、
一連の「政治とカネ」の疑惑に関する説明に「納得しない」は97%に上ったのだ。
舛添氏ほど、世論に見放された政治家はそう多くない。
過去の同調査をみると、一部メディアに「史上最低の宰相」と揶揄され、2001年4月に退陣した森喜朗元首相の「不支持率」は83・9%。
13年12月に辞職した猪瀬直樹前知事には「五輪を開催する首都・東京の顔としてふさわしくない」との回答が70・9%だった。
データからも、都民や国民の信頼を完全に失っているが、舛添氏は「第三者の調査」「精査」などの言葉を連発して、都庁に居座り続けている。火だるま必至の都議会まで粘り続けているのは、なぜなのか。
実は、6月1日まで知事の職にとどまれば、6月末に夏のボーナス(期末手当)約380万円が支給されるのだ。
月額145万6000円の給与に加え、年2回のボーナスは「セコい、小さい」と指摘されている舛添氏にとっては重要な収入源となりそうだ。
舛添氏が代表を務めた新党改革の元事務総長、山内俊夫氏(69)は夕刊フジの取材に「彼は銭ゲバ。なんとかボーナスをもらおうとして居座っているのだろう」と指摘する。
都議会の圧倒的多数を握る自民、公明両党の追及不足などで、舛添氏が6月議会を何とかやり過ごしたら、どうなるのか。
12月1日まで居座り続ければ、12月中旬には、冬のボーナス約418万円が振り込まれる。
さらに、このまま任期を満了すれば、最終的に8000万円以上の退職金を手にすることになる。
舛添氏は6月1日午後、都議会で「所信表明」を行い、一連の「政治とカネ」の疑惑について釈明、陳謝したが、都民や国民が求めているのは「辞職表明」しかない。
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