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＜新型インフル＞横田基地に到着の米国乳児からＡ型の陽性反応
5月1日21時15分配信
外務省は１日、同日朝に米シアトルから在日米軍横田飛行場に着いた米軍のチャーター機の乗客で在日米軍家族の４カ月の米国人乳児から、簡易検査でＡ型インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。在日米大使館から外務省に連絡があった。同省幹部は「新型インフルエンザとはまだ断定できない」としている。
外務省によると、乳幼児の性別や容体は不明。母親とともに横田基地の医療施設で隔離され、治療を受けている。チャーター機は米軍属の家族ら２６０～２７０人が搭乗しており、乳幼児の前後に座っていた乗客１３人も横田基地で隔離されている。チャーター機は検疫後、在日米軍岩国基地に向かった。日本側は乗客名簿などは入手していないが、外務省日米地位協定室は「通常は日本人は搭乗していない便で、日本人との接触はないとみられる」と説明している。
米側はウイルスを米国内に移送して、新型インフルエンザかどうか再検査を行う予定だが、３～５日かかるとみられ、厚生労働省は日本国内での検査の協力を申し出ている。
４月２７日の日米合同委員会で、日米両政府は在日米軍基地の検疫強化で合意。３０日に米側は検疫を強化したばかりだった。チャーター機の着陸は午前８時２０分で、米側から通報があったのは午後３時４５分だった。
傍若無人な基地被害に加えてなんともお粗末なこと