12/12/04 22:27:08 15ttXtYg
うん?、ラストだと。世界一恰好いい老人、三浦義明の最期を書かせてくれ。これだけ覚えて今日は寝てくれ。
三浦義明が最高に格好いいのは、衣笠山に一人残り、 老齢にも関わらず、命より名を惜しんだことだ。源氏の家人、衣笠城主としての誇りまま、自刃に果てた(討ち死に説もあり)のが89才だった、ということ。89才だよ。
この時、忠よく仕える源頼朝の鎌倉政権勃興を信じ、再び仕えまつるよう息子たちを房総に生き延びるよう命じている。
父の御共、死出を覚悟の3人の息子たちは承知しない。しかし、 89才といえど、父親の命令は絶対なのだ。 泣く泣く父の命令に従い、衣笠城をあとにしたという。
89才という老齢の身でありながら、最後まで武士であり続けた義明の矜持は見事という他ない。
世界史に照らし合わせても、歴史上最高に恰好いい死にざまの一つではなかろうか。
この活劇は、NHKよりもハリウッドが似合うと思ってある。渡辺か高倉か、けんさんお願い。