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横須賀市の人口が一日現在で四十一万三千四百一人になり、千八百十人の差で藤沢市に抜かれ、県内五位に転落した。
同市は一九七七年十一月、横浜市、川崎市に次ぐ三位の座を相模原市に奪われてから約三十四年半、四位を守っていた。
横須賀市の吉田雄人市長は「残念だが事実として受け止める。市の魅力や暮らしやすさを発信し、若い人や子育て世代
に向けた定住促進策を進めていく」とコメントした。
横須賀市は昨年四月時点で、藤沢市を四千九百五十五人上回っていたが、今年三月はわずか九十三人差に迫られていた。
横須賀市の人口のピークは、九二年五月の四十三万七千百七十人。近年は一年で千人前後の減少が続き、二〇一一年度は
二千八百九人減に。
高齢化が進み、子育て世代が少ないのが主な原因だ。
一方、藤沢市は出生から死亡を引いた「自然増」、転入から転出を引いた「社会増」がいずれも増加。
特に就学年齢人口の転入が目立つ。
鈴木恒夫市長は「街の魅力があるからだと考える。
ずっと住んでいただけるような都市づくりを進めていく」とコメントした。