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灰谷健二郎の太陽の子
美人で明るく健気なふうちゃんに若い男先生が肩入れ(変な意味でなく)してって
精神病のお父さんの事を気にかけてやったりふうちゃんの出身地の沖縄文化にのめりこんだりと
あからさまにふうちゃん贔屓になっていく
ある日クラスメートの、母子家庭?だったかの地味目な女の子から先生に長文手紙がきて、
「確かにふうちゃんは美人で健気で気持ちのいい子だけど、私だって毎日頑張って生きてるんだから
あまりふうちゃんばっかり構われると他がないがしろにされてるみたいでキツい(要約)」
みたいな事を訴え、若い先生は猛省してクラス全体に気を配るようになり、
ふうちゃんも「(母子家庭の子)さんは大人しそうに見えたけど本当は色々な事を考えていて文才もあるんだなあ、
私ももっと周りの人を気にかけられるようにならなくちゃ…」と心に刻んで成長していく。
そうはいってもふうちゃんはこの先この母子家庭の子より何倍も自然に人を惹きつけて、
何倍も実り多い人生を送っていくんだろうなあと容易に想像できる所が鬱だった