14/06/23 22:34:31.97 wcZEhLgh
もともとこの業界自体怪しいと思いながらみんなホールに足を運び、
打ってきた。
不正基板が存在している事実を知ってもホールに行く人はいるだろう。
「この台の基板は大丈夫なのだろうか…」という何とも言えない不安、
恐怖感を抱きながらハンドルを握る。
それで負けると、とてつもない後悔の念と、自分を責める自責の念が
湧きあがる。
そして徐々にパチンコ中毒で熱狂していた感覚が冷めて行き、ホールから
足が遠のく。
こういうリアルな心理状態に客が陥った結果減る顧客数がどの程度か、
それは収益を管理するホルコンシステムでも読めないし、管理もできない。
火消しに必死の業界人の人達よ、口コミはものすごい勢いで広がってる。
ホールの休憩所で一休みする老人すら、この話題で盛り上がり、ホール
従業員に冗談とも本気とも取れるように「今日もあかんかったわ。
例の基板使てるんちゃうんか?」と投げかける。
この流れを食い止めるには、17万台の基板の全交換にかかる費用の
何億倍もの金と時間、労力が必要となるだろう。
この期に及んでも今回の事件で取りざたされている不正なサブ基板を
どんなに改造しようとも、遠隔や大当り否定の挙動にはつながらない、
ということを証明することができないこの板に張り付く業界の火消し
役の人達。
本件による影響は、ホール経営者や業界関係者が思っている以上に
計り知れなく大きい。
音や光、映像で人間の心理をコントロールしてパチンコ中毒にしようと
試みて来たパチンコメーカー。
今回の不正基板事件は、その中毒から患者を正気に戻すには十分すぎる
ほどの心理的な「興ざめ」をメーカー自ら植え付けたのは皮肉だ。
不正基板は存在するという事実を前に、顧客喪失の流れを
止められるのか。
パチンコ遊戯は新たな局面に突入した。