12/07/31 22:15:10.06 En/rpKNL
嘗糞(しょうふん)
人間の大便を舐めて、その味が苦ければその人物の体調は良くなっており、
甘ければ体調が悪化していると判断する、古代中国や朝鮮半島の李氏朝鮮時代まで
行われたという診断法。中国の南北朝時代や唐代の説話集『二十四孝』や
『日記説話』によれば、南斉時代に?黔婁と言う役人が不安に襲われて急遽帰郷すると
父親が病気になっいて、医者に糞を嘗めて見ないと状態が解らないと言われ、
実際に糞を嘗めてみた結果、その味が甘かったので憂いたとされ、これが儒教に
おける孝行の一種「嘗糞憂心」の説話となった。
病身舞(ピョンシンチュム)は、
大韓民国慶尚南道密陽に伝わる伝統芸能の一つ。
ハンセン病患者、小人、身体障害者、せむしなど、「身体障害者・病人=病身」と
して表現される。女流演劇家の一人である孔玉振(コン オクチン、1931年~)が、
一人舞台で病身舞を演じてから、マスコミを通じて韓国中に知られることとなり、
大衆娯楽化した。 日韓併合とともに、集会取締令の対象の一つとして禁止され、
日本の敗戦後に復活する。
指詰め供養
朝鮮半島には「ひとの両親の病気に指を詰める」という諺がある。
人の心配事に介入し過ぎる人をけんつく言葉だ。 ことわざが示唆するように
朝鮮(チョソン)時代までは両親の病気がなかなか治らない時、息子が指を
切って指から出てきた血を供養することは、最高の孝行とされた。