14/05/21 10:36:17.34 0
社会福祉法人売買横行 理事長私物化についてURLﾘﾝｸ(mbp-tokyo.com)
介護保険介護経営コンサルタントの松長根です。
最近は本当にバタバタしておりまして、なかなか書くことができませんが、
本日は朝日新聞の気になる記事を見たので、コメします。
ヤフーニュースでも出ていました、「社会福祉法人売買横行、理事長私物化」という記事です。
実は弊社でも介護事業所のＭ＆Ａや事業譲渡を受けていますが、社会福祉法人からの相談も
ありました。厚生労働省でも社会福祉法人の事業譲渡ガイダンスは出されており、事業譲渡の場合は違法では
ありませんが、この記事のように、理事長や理事が個人的にお金をもらい、現在の地位を売るという
行為をしている社会福祉法人は確かにあります。私が相談受けた件も、はっきりはいいませんが
同じ内容でした。「理事の高齢化によりみな一線から引きたいと考えている。譲渡ではない方法でも
社会福祉法人を手に入れることができる」
弊社で扱うことはできなかったので、お断りしましたが、正直ものすごく頭にきました。
社会福祉法人は税負担など、一般の営利法人にはない「特権」を持っています。
実務的レベルでの問題は後日に譲りますが、経営的に税金がかからない、公的機関の補助が出る等
民間の介護事業者より優遇されているのに、私物化しているとは言語道断です。
社会福祉法人は「非営利団体」のはずです。巨額の貯蓄を蓄えていたり、職員への処遇がひどい施設などは
数をあげればきりがありません。
私は特定の事業以外は社会福祉法人はいらないと思っております。特に介護はこれだけ事業者が増えてました。
措置の時代と違い、社会福祉法人がなくても十分やっていきます。
公明正大とうたっていますが、個人的癒着、組織的癒着は実際にあります！！！
よりよい介護サービスを提供するためには社会福祉法人のあり方を検討する時期に入っているのではないでしょうか？
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