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国に３００万円賠償命令＝宮崎刑務所で虐待－鹿児島地裁
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宮崎刑務所で２００８年、長時間床暖房をかける虐待を受けたとして、元受刑者の
鹿児島県内の男性が国に２２００万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が９日、
鹿児島地裁であり、吉村真幸裁判長は３００万円の支払いを命じた。
判決によると、同刑務所の刑務官５人は０８年７月２４日、男性を保護室に収容し
２５時間連続して床暖房をかけ、やけどを負わせた。
吉村裁判長は刑務官の行為を「組織的な私的制裁」と指摘。さらに、刑務所の幹部職員が
関係書類を改ざんしたとし、いずれも違法な公権力の行使と認定