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ブラジルの経済発展がもてはやされているが、インターネット使用者の過半数は
「英語が堪能、月収も最低賃金の10倍以上、南東部居住」と、明らかに一部の階層に限られている。
(南東部とはサンパウロ州やリオデジャネイロ州が属するブラジルの最も裕福な地域)
英語能力は海外留学や国際ビジネスの可能性と直結している。
ジニ係数にしても、ブラジルは最も格差が大きい国の一つとして位置づけられている。
最低賃金制度が一応存在するものの、最低賃金(現在は月収100ドル未満)ではまともな
生活ができない事実は、官僚までもが認めている。その最低賃金さえもらえない人々も少なくない。
一方で、大地主や資本家をはじめ、労働者の中にも年俸50万レアル(約30万ドル)を稼ぐ
ビジネスマンも少なくない。サンパウロとリオデジャネイロの上空を飛ぶヘリコプターの数は
ニューヨークや東京の何倍も多いが、そのほとんどは自家用専用機である。